岡田裕子《井戸端で、その女たちは》2025年 展示風景:「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」撮影:高嶋清俊 ©︎ OKADA Hiroko Courtesy of Mizuma Art Gallery
2人展 会田誠・岡田裕子
2026年5月30日(土)–8月16日(日)
カスヤの森現代美術館
https://www.museum-haus-kasuya.com/
開館時間:10:00–17:30 入館は閉館30分前まで
休館日:月、火、水
展覧会URL:https://www.museum-haus-kasuya.com/2人展-会田誠・岡田裕子/
カスヤの森現代美術館では、会田誠と岡田裕子の2人展を開催する。息子の会田寅次郎も交えた3人展あるいはユニット〈会田家〉での展示経験はあるが、ともにアーティストとして長いキャリアを積み重ねてきた会田と岡田にとって初の2人展となる。
会田誠(1965年新潟県生まれ)は、社会や歴史、現代と近代以前、西洋と東洋の境界を自由に往来し、常識にとらわれない対比や痛烈な批評性を提示する作風で知られる。国際展や国内外の美術館での個展やグループ展に参加する傍ら、小説やエッセイ集などの執筆も多く手がける。近年の国内の主な個展に、「天才でごめんなさい」(森美術館、東京、2012–2013)、「GROUND NO PLAN」(青山クリスタルビル、東京、2018)、「愛国が止まらない」(ミヅマアートギャラリー、東京、2021)、「《混浴図》への道」(明治神宮外苑いちょう並木入口、東京、2021)、「開館年記念展示 – 原点から未来へ」(直島新美術館、香川、2025)など。
岡田裕子(1970年東京都生まれ)は、恋愛、結婚、出産、子育てなど、自らの実体験を通したリアリティーのある視点で、現代社会へのメッセージ性の高い作品を制作している。2010年より〈オルタナティブ人形劇団「劇団★死期」〉を主宰。上述した〈会田家〉(2001–)、コロナ禍に始めたArt×Fashion×Medical〈W HIROKO PROJECT〉(2020–)などのアートプロジェクトも手がけながら、国内外で幅広い活動を展開する。近年の主な展覧会に「第11回恵比寿映像祭:トランスポジション 変わる術」(東京都写真美術館、2019) 、「Compass––Navigating the Future」(Ars Electronica Center、リンツ、オ ーストリア、2019) 、「岡田裕子 × AIR475 – いま、ここにいます」(米子市美術館、鳥取、2022)、 「Celebrate for ME at Shunjuza」(京都芸術劇場 春秋座、2025)、「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」(旧六甲スカイヴィラ、兵庫、2025)など。
会田誠《混浴図》(部分・制作中)2025年- ©︎ AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery
本展において、会田は2年以上前から構想と試作を始めている《混浴図》というタイトルの絵画の公開制作に取り組む(会期中の完成を目的とせず)。P500号(H218×W333cm)3枚の大作は、「ちらちらと雪が降り湯煙が漂う、架空の超巨大な混浴露天温泉に、男女のみならず年齢、民族、時代、有名/無名、実在/非実在、善/悪‥‥等々、様々な属性の人間と、さらに「人間にあらざる者」までもが、いっしょに入浴している」。同時に、新しい試みの抽象絵画シリーズも発表予定。
岡田が出展する《井戸端で、その女たちは》は、ともすれば時代にかき消されてしまったかもしれない物故女性アーティストをテーマに、会場に設えられた井戸のそばに置かれたテーブルで女性たちが人生を語り合うマルチメディアインスタレーション。登場人物は、前衛の時代を生きた女性たち。なかにはアーティストをパートナーに持つ者も。女性たちの声は岡田が演じている。作品は屋外の古井戸そばにも展開する(※スマートフォンにつながるイヤホンの持参推奨)。
会期中には、会田、岡田のトークショーがそれぞれ予定されている(※要予約)。
関連イベント
会田誠 トークショー
2026年6月20日(土)14:00–
会場:カスヤの森現代美術館
参加費:無料(※要入館料)
要予約:https://museum-haus-kasuya.com/script/mailform/2026_6_20_talk/
岡田裕子 トークショー
2026年7月11日(土)14:00–
会場:カスヤの森現代美術館
参加費:無料(※要入館料)
要予約:https://museum-haus-kasuya.com/script/mailform/2026_7_11_talk/
