「A-LAB Artist Gate’25」@ A-LAB

 

「A-LAB Artist Gate’25」
2025年10月18日(土)-12月14日(日)
A-LAB(兵庫県尼崎市西長洲町2-33-1)
https://www.ama-a-lab.com/
開館時間:10:00–18:00
休館日:火
アーティスト:岡田真由美、岡留優、橋本唯瑶、橋本梨生、寇薇佳
展覧会URL:https://www.ama-a-lab.com/exhibition/

 

兵庫県尼崎市にあるA-LABでは、次世代の活躍が期待されるアーティストによるグループ展「A-LAB Artist Gate ’25」を開催している。

A-LAB Artist Gateは、開催年の春に大学・専門学校・大学院のいずれかを卒業・修了し、新たな段階へ進む若手アーティストを紹介する企画。2016年の初回以来、これまでに61人のアーティストを紹介してきた。10回目となる今年は、選考方法と出展条件を刷新。審査員に、映像作家の林勇気、大阪中之島美術館主任学芸員の中村史子、画家の野原万里絵を新たに迎え、若手作家の本格的な活動の出発点となる場を目指す。

 

岡田真由美《この星の欠片、海の蓋をあけること》2021年 撮影:池田ひらく
岡留優《サードパーティ》2025年
橋本唯瑶《マスキングテープ》2025年

 

出品作家は、あつめるという行為から、この世界に存在するものたちの「消失」という状態へ意識を向け、作品を制作する岡田真由美(1997年東京都生まれ)、社会制度や慣習の不具合と訂正を主題に、アクシデントが起こりやすい状況でパフォーマンスを行なうほか、映像、立体など多様な形式で作品を発表している岡留優(1998年京都府生まれ)、型抜きクッキー生地や半開きの絆創膏箱、醤油の豆腐など独自の感覚から生じる“引っかかり”を手がかりに、その感覚を「ゆるい緊張感」として油彩に定着する橋本唯瑶(2002年大阪府生まれ)、漆芸の均一な「塗り/研ぎ」という秩序にアブジェクト的逸脱を併置し、共感と拒絶の境界を揺さぶり価値の再考を促す橋本梨生(滋賀県生まれ)、光が情緒や生体リズムに及ぼす影響を起点に環境との相互作用とテクノロジーの可能性を探り、アート/テクノロジー/生物学を横断して3Dプリント・CG映像・インタラクティブ技術でメディアアートを展開する寇薇佳(中国出身)の5名。10月25日には、審査員と出品作家によるトークイベントが開催される。

 

橋本梨生《たとえ交わらなくても、》2025年
寇薇佳《Meta Symbiosis-1》2025年

 

関連イベント
トークイベント
2025年10月25日(土)14:00–16:00
登壇:林勇気、中村史子、野原万里絵、岡田真由美、岡留優、橋本唯瑶、橋本梨生、寇薇佳
料金:無料
定員:20名(先着順、要申込)
申込:amalove.a.lab@gmail.com(イベント名、氏名、電話番号、人数を明記)

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