
沖縄戦後80年企画「戦ぬ前(いくさぬめー)―沖縄文化の近代―」
2025年11月1日(土)–2026年2月1日(日)※会期中に展示替えあり
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)コレクションギャラリー1,ホワイエ,コレクションギャラリー2,コレクションギャラリー3
https://okimu.jp/
開館時間:9:00–18:00(金・土は20:00まで)入場は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、11/3、11/24、1/12は開館)、11/4、11/25、年末年始(12/29–1/3)、1/13
展覧会URL:https://okimu.jp/exhibition/artmuseum202511/
沖縄県立博物館・美術館では、沖縄戦後80年にして、「新しい戦前」という言葉が語られる現在、琉球国が沖縄県となった「世替わり」から太平洋戦争へと至るまでの美術、工芸、メディアを通して、文化と戦争の関係を見つめ直す展覧会「戦ぬ前(いくさぬめー)―沖縄文化の近代―」を開催する。
1872年以降を扱う第1章「世替わりや 世替わりや(ゆがわりや ゆがわりや)」は、1879年の沖縄県設置により大きく変わる制度や社会の中で、琉球王府に仕えた絵師たちの仕事や表現がどのように変化したのかを考察。新たなメディアとして台頭した新聞や雑誌などにも注目する。1905年以降を扱う第2章「往来 往来(をおれえ をおれえ)」では、戦争を経て進む近代化の中で生まれた美術活動や展覧会、交流の広がりから、多様な文化の展開をたどる。1937年以降を扱う第3章「イクサへ イクサへ」では、1930年代以降の観光・表現の高まりと、日中戦争や国家総動員法を背景に変化する戦時下の表現を、作品や証言から読み解いていく。