
開館30周年記念コレクション展
VISION 星と星図 | 星図Ⅱ:独りと、集団と
2025年10月4日(土)-12月21日(日)
豊田市美術館
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
開館時間:10:00–17:30 入場は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、10/13、11/3、11/24は開館)
展覧会担当:千葉真智子(豊田市美術館学芸員)、石田大祐(豊田市美術館学芸員)
展覧会URL:https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/vision%e3%80%80%星と星図-星図-ii-独りと、集団と/?t=plan
豊田市美術館では、2025年6月から2026年3月までの10カ月間を3つの会期に分け、そのコレクションを見つめ直す「開館30周年記念コレクション展 VISION 星と星図」を開催している。「星図Ⅱ:独りと、集団と」を副題に掲げる第Ⅱ期は、日本の戦後美術の集団的な動向と、その傍らで、時に関心を同じくしながらも独り制作を続けた作家たちの二軸を中心に構成するほか、迎英里子が産業都市豊田を念頭に構想した新作などを紹介する。
展示室1と3の二部屋では、1950年代後半から70年代の日本の美術を語る上で欠かせない具体美術協会、ネオ・ダダ、もの派、美共闘などの芸術運動を紹介するとともに、時代を同じくしながらも、その周辺で独自の時間軸に従って、息の長い制作を続けた斎藤義重や岡崎和郎、村岡三郎、関西を拠点に活動した野村仁や河口龍夫らを紹介する。


展示室2では、寺内曜子が2021年の特集展示の際に同室に合わせて制作したインスタレーション《パンゲア Red Square Line》を4年ぶりに再展示。展示室4では、現在愛知県を拠点に活動する迎英里子が、産業都市豊田と現在のシステム化された社会に応答した新作を発表。つづく展示室5では、アプリケによる作品づくりを、日記を書くように日々の営みとして続けた宮脇綾子、具体のメンバーという経歴を持ちながら、菓子箱を転用したり色紙を使ったりと、日常の延長線上で、ごく小さな作品を制作し続ける堀尾昭子、ウィーン工房に所属した女性作家たちによる作品などを紹介する。


関連イベント
開館30周年記念イベント 「カラオケ・コモンズ」ー東方悠平さんとベトナムに触れる
【展示】2025年11月15日(土)–11月30日(日)
会場:豊田市美術館ミュージアムショップ横
※観覧無料
【イベント】2025年11月22日(土)13:00–夕暮れ
13:00–|東方悠平さんトーク
14:00–|ベトナム音楽DJ&カラオケ
会場:豊田市美術館庭園(雨天時は美術館講堂)
※事前予約不要、参加費無料
共催:SEASUN
開館30周年記念イベント 横浜×広島×豊田 3館長トーク「美術館のこれから」
2025年11月16日(日)14:00–
登壇者:蔵屋美香(横浜美術館館長)、寺口淳治(広島市現代美術館館長)、高橋秀治(豊田市美術館館長)
会場:豊田市美術館講堂
定員:170名(先着)
※事前予約不要、聴講無料
開館30周年記念イベント「ちょっと大き過ぎた小屋を解体しますので、(霊力が込められるかもしれない)盾と(タオパイパイなら乗りこなせる)スケボーにつくりかえて持って帰ってください。手伝います。」
2025年11月29日(土)、11月30日(日)13:00頃–
パフォーマー:contact Gonzo × dot architects
会場:豊田市美術館庭園
※参加無料
https://www.museum.toyota.aichi.jp/event/ちょっと大き過ぎた小屋を解体しますので、霊力/
同時期開催
アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
2025年10月4日(土)–11月30日(日)
豊田市美術館
展覧会担当:千葉真智子(豊田市美術館学芸員)、鈴木俊晴(豊田市美術館学芸員)
学術協力:中嶋泉
展覧会URL:https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/antiaction