
高見澤ゆう 個展
2025年9月6日(土)-10月11日(土)
18, Murata
https://18murata.com/
開廊時間:13:00–19:00
休廊日:月、火、日
展覧会URL:https://18murata.com/22_yuu-takamizawa_solo_2025
18, Murataでは、芸術を取り巻くインフラや制度、慣習や歴史そのものをモチーフまたは支持体として制作を行なってきた、高見澤ゆうによる個展を開催している。
高見澤ゆう(1990年東京生まれ)は、アーティストとして作品を発表するほか、2017年からはキュラトリアルプロジェクト4649の共同ディレクターのひとりとしても活動している。近年の個展またはふたり展に「Artificial Paradise」(XYZ collective、東京、2024)、「Copies」(King’s Leap、NY、2022)、imlaborでの個展(東京、2021)、4649での個展(東京、2021)など。グループ展に「視線の尽きる涯」(Cherry Hill、ケルン、2025)、「Tokio Hotel」(Galerie Tenko Presents、ベルリン、2024)、「No sleeper seats, that’s a mattress」(Cherry Hill、ケルン、2024)、「Presque Partout」(FRACロレーヌ、メッス、2024)、「In The Shadows of Tall Necessities」(Bonner Kunstverein、ドイツ・ボン、2022)などがある。



高見澤は、これまで美術を支える制度や慣習、展覧会のインフラといった下部構造に眼差しを向けてきた。本展では、インスタレーションビューや作品撮影が記録を超えてアーカイブや市場の権力装置となり、作品の価値を左右する現状に着目する。ニューヨークでのふたり展で他作家によって撮影されたインスタレーション写真や、友人の来訪に着想を得て制作された鍵のインジケーターを赤く塗った作品を撮影した写真などをもとに、シルクスクリーンで絵画化した5作品を展示。デジタル化され他者の名と並置される展示写真を、絵画の支持体へと移し替えることで、複製技術や他者の介入がもたらす制度の不確かさを浮かび上がらせ、作品と制度の関係を問い直す。
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2025年10月3日(金)19:00–
登壇:高見澤ゆう、小林優平(アーティスト、4649共同ディレクター)、大谷透(アーティスト)、村田冬実(18, Murataディレクター)
参加方法:18, MurataのInstagramにてライブ配信

