今井俊介 スカートと風景 @ 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館


今井俊介《untitled》2022年 作家蔵

 

今井俊介 スカートと風景
2022年7月16日(土)– 11月6日(日)
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
https://www.mimoca.org/
開館時間:10:00–17:00 入場は閉館30分前まで
休館日:月(7/18、9/19、10/10は開館)、7/19、9/20、10/11
企画担当:竹崎瑞季(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館学芸員)
展覧会URL:https://www.mimoca.org/ja/exhibitions/2022/07/16/2595/

 

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館では、鮮やかな色彩のストライプを特徴とする絵画シリーズで知られる今井俊介の美術館初個展『スカートと風景』を開催する。

今井俊介(1978年福井県生まれ)は、独自のポップな色彩感覚で、波や旗のようにも見えるイメージを描いた絵画シリーズを10年以上にわたって制作している。その代名詞とも言えるシリーズは、今井がある時ふと何気なく目にした知人の揺れるスカートの模様や、量販店に積み上げられたファストファッションの色彩に強く心を打たれた体験を原点とする。2014年に資生堂ギャラリーで個展『第 8 回 shiseido art egg 今井俊介 range finder』を開催し、第8回 shiseido art egg賞を受賞。これまでに『絵画の在りか』(東京オペラシティ アートギャラリー、2014)、『VOCA展 2015 現代美術の展望 – 新しい平面の作家たち』(上野の森美術館、2015)、『絵画の現在』(府中市美術館、2018)など、現代の絵画表現を考察する展覧会をはじめ、数々の展覧会で作品を発表している。

 


今井俊介《untitled》2011年 個人蔵

 

本展では、デジタルツールで加工したグラフィックを、写真やプロジェクションなどのメディアで変換し、最終的に絵画として描く代表的なシリーズ《untitled》の原点となる2011年の作品から最新作まで、多数の絵画作品とともに立体作品、大型インスタレーション、舞台映像作家の山田晋平との共作による映像作品、ファッションブランドとのコラボレーションなど、その表現の幅広い展開を紹介する。

 

関連プログラム
アーティストトーク
講師:今井俊介
聞き手:竹崎瑞季(本展担当キュレーター)
2022年7月16日(土)14:00-15:00(開場:13:30–)
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2 階ミュージアムホール
※申込不要・参加無料

ワークショップ
日時等の詳細は決まり次第、公式ウェブサイト等で発表

親子で MIMOCA の日
2022年8月20日(土)、8月21日(日)
子どもが芸術に触れる機会を増やすことを目的として2020年度より開始。
高校生以下または18歳未満の観覧者1名につき、同伴者 2 名まで観覧無料。

※その他の関連プログラムは決まり次第、公式ウェブサイト等で発表

 


「今井俊介“range finder”」HAGIWARA PROJECTS、2019年 撮影:田中和人


「YCC展示プログラム 今井俊介」YCCヨコハマ創造都市センター、2015年 Photo: Kazuomi Furuya

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