αMプロジェクト2020-2021 約束の凝集 vol.5 高橋大輔|RELAXINʼ @ gallery αM


 

αMプロジェクト2020-2021
約束の凝集 vol.5 高橋大輔|RELAXINʼ
2021年10月2日(土)- 12月18日(土)
gallery αM
https://gallery-alpham.com/
開廊時間:13:00-20:00*
休廊日:日、月、祝
ゲストキュレーター:長谷川新(インディペンデントキュレーター)
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止対策のため、10月2日(土)まで開廊時間を12:00–18:00に変更。9月末に緊急事態宣言が解除された場合は10月5日(火)より通常どおり13:00–20:00で営業。最新情報は随時gallery αMのWebページやSNSで発信。

 

gallery αMでは、昨夏より曽根裕、永田康祐、黑田菜月、荒木悠と続いてきた長谷川新がゲストキュレーターとして企画するαMプロジェクト2020-2021『約束の凝集』の第五弾、最後の企画として、画家の高橋大輔の個展『RELAXINʼ』を開催する。

高橋大輔(1980年埼玉県生まれ)は、2010年代前半に幾重にも絵具を塗り重ねられた厚塗りを特徴とする絵画で注目を集める。近年は家族構成や生活環境の変化、自身の意識の転換などをきっかけに、これまでとは異なる絵画の可能性を探究している。近年の主な個展に『眠る絵画』(Viewing Space、URANO、2018)、『自画像』(Art Center Ongoing、2018)、『青いシリーズ/どうして私が 歩くと景色は変わってゆくのか』(Second 2.、東京、2021)。主なグループ展に『絵画の在りか』(東京オペラシティアートギャラリー、2014)、『ペインティングの現在-4人の平面作品から-』(川越市立美術館、2015)、『NEW VISION SAITAMA 5 迫り出す身体』(埼玉県立近代美術館、2016)、『太田の美術vol.3「2020年のさざえ堂——現代の螺旋と100枚の絵」』(太田市美術館・図書館、2020)などがある。

 


高橋大輔《無題(ワタシサシガタカハシ)》2012–2014年 撮影:椎木静寧 Courtesy of ANOMALY

 

本展は、ドローイング、ラミネート加工されたカード、単色に着彩された紙粘土といった連作、そして、子どもの遊んでいたおもちゃを片づけるときにピンときて描けたという300号の油彩画《Toy(虎)》など、高橋がここ数年てがけてきたさまざまな「絵画」で構成される。キュレーターの長谷川は本展に寄せた文章に、「本展をつうじて、高橋大輔という画家は、絵画をやることを、こんなふうに延ばしたり叩いたり畳んだりしているんだな、ということが共有できれば嬉しい」と記している。

 


高橋大輔《無題(イビ)》2012–2013年 撮影:加藤貴文 Courtesy of ANOMALY


高橋大輔《11》2015–2016年 撮影:椎木静寧 Courtesy of ANOMALY

 

 


 


αMプロジェクト2020-2021『約束の凝集』
長谷川新「約束の凝集」

vol.1 曽根裕|石器時代最後の夜
2020年8月29日(土)- 11月14日(土)

vol.2 永田康祐|イート
2020年11月27日(金)- 2021年3月5日(金)(冬季休廊:2020年12月20日 – 2021年1月8日)

vol.3 黑田菜月|写真が始まる
2021年3月16日(火)- 6月5日(土)

vol.4 荒木悠
2021年6月18日(金)- 9月22日(水)(夏季休廊:8月1日 – 8月23日)

vol.5 高橋大輔
2021年10月2日(土)- 12月18日(土)

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