千葉正也個展 @ 東京オペラシティ アートギャラリー


千葉正也《タートルズ・ライフ #3》2013年 東京都現代美術館蔵 © Masaya Chiba / courtesy of ShugoArts

 

千葉正也個展
2021年1月16日(土)- 3月21日(日)
東京オペラシティ アートギャラリー
https://www.operacity.jp/ag/
開館時間:11:00-19:00 入場は閉館30分前まで
休館日:月、2/14(全館休館)
企画:堀元彰(東京オペラシティ アートギャラリー チーフキュレーター)

 

東京オペラシティ アートギャラリーでは、東京・八王子エリアを拠点に、国内外で作品の発表をつづける画家、千葉正也の個展を開催する。

千葉正也(1980年神奈川県生まれ)は、自作のオブジェを身の回りのモノとともに周到に配置した仮設の風景をつくり、風景に混在するさまざまな質感を卓越した技術により描き分け、現実らしさや虚構性が入り混じった複雑な世界観をつくりだす。絵画の歴史のさまざまな成果を継承し、絵画をその制作活動の中心に置きながらも、写真、映像、インスタレーション、サウンドアート、パフォーマンス、資料展示など、総合的な表現活動に取り組む。近年の主な展覧会に、アッセンブリッジ・ナゴヤ2019、『αM 2018『絵と、』vol.4 千葉正也』(gallery αM)、『宇宙英雄ペリーローダンと私の生活』(Art Center Ongoing、2018)、上海ビエンナーレ2018、『思い出をどうするかについて、ライトボックス風間接照明、八つ裂き光輪、キスしたい気持ち、家族の物語、相模川ストーンバーガー、わすれてメデューサ、50m 先の要素などを用いて』(シュウゴアーツ、2017)、『ふぞろいなハーモニー』(広島市現代美術館、アートソンジェ・センターなど、2015-2016)、『六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために』(森美術館)などがある。また、2013年以降は、制作の拠点となる共同アトリエ「LUCKY HAPPY STUDIO」をはじめ、相模原市と町田市、八王子市に所在する20軒を超えるスタジオが共同で開催するプロジェクト「SUPER OPEN STUDIO」にも積極的に関わっている。

本展では、過去作品から最新作まで、100点以上の油絵とドローイングを通じて、千葉正也の絵画実践を概観する。会場には、これまでの作品の中にも登場してきた千葉が飼っている亀のための通路が配備され、各作品は亀の目線で作品を見るように展示される。

 


千葉正也《平和な村》2019-2020年 東京国立近代美術館 © Masaya Chiba / courtesy of ShugoArts


千葉正也《私たちの神たちの神たちはあなたたち》2018年 ジョセフ・パン氏蔵(香港)
© Masaya Chiba / courtesy of ShugoArts

 


 

同時開催
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