 イジー・コヴァンダ、本個展、展示作品のためのイメージ、2020年 Courtesy of the artist SVIT (Prague)
イジー・コヴァンダ、本個展、展示作品のためのイメージ、2020年 Courtesy of the artist SVIT (Prague)
イジー・コヴァンダ『On Air』
2020年12月19日(土)- 2021年1月24日(日) 2月14日(日) ※期間延長
青山|目黒
http://aoyamameguro.com/
開廊時間:12:00-19:00(土曜、日曜は12:00-18:00)
休廊日:月、火、水、年末年始(12/28-1/6)
※オープニング:12月19日(土)16:00-18:00(パーティーはなし)
青山目黒は、1970年代中頃よりプラハの都市空間で試みた、シナリオに基づく日常的な行為と見分けのつかないようなささやかなアクションなどで知られるアーティスト、イジー・コヴァンダの日本初個展『On Air』を開催する。
イジー・コヴァンダ(1953年プラハ生まれ)は、全体主義的な共産主義体制下の1970年代中頃に独学で制作活動をはじめ、プラハの雑踏や路上、公共空間などにおいて、《エスカレーターに乗って途中で振り向いて、後ろに立っている人の目を見る/ 1977》、《長い間太陽を見つめていて泣く/1977》、《手の平で作ったカップで川から水を汲み、数メートル下に放つ/ 1977》などといった簡素なシナリオに基づいたアクションを試みる。埋もれるかのように控えめなアクションは、白黒写真に記録、指示書が添えられて、リーフレットにまとめられていった。1980年以降は絵画やインスタレーションなどにも活動を展開していった。2000年代に入り、初期のアクションをはじめとする制作活動への再評価が高まり、2006年に『Jiří Kovanda vs The Rest of the World』が西ヨーロッパを巡回、2007年にはドクメンタ12に参加。2013年には回顧展『I Haven’t Been Here Yet』がヴロツワフ現代美術館で開かれ、2016年にはプラハ国立美術館で個展『Third Mind / (Im)possibility of Collaboration』を実現するなど、精力的な活動が続いている。
本展『On Air』は、新作を中心に旧作、近作を交えた構成。また、本企画を共催するチェコセンター東京では、2021年1月より、コヴァンダの近作のドローイングを中心とした個展『On Paper』が開催される。
 Jiří Kovanda, Piece for Seagulls (2008) performance documentation, Courtesy of the artist SVIT (Prague)
Jiří Kovanda, Piece for Seagulls (2008) performance documentation, Courtesy of the artist SVIT (Prague)
イジー・コヴァンダ『On Paper』
2021年1月18日(月)- 2月12日(金)
チェコセンター東京(東京都渋谷区広尾2丁目16-14/チェコ共和国大使館内)
https://tokyo.czechcentres.cz/
開廊時間:10:00-19:00 ※14:00-19:00
休廊日:土、日、祝
