柳井信乃『The Deep End』@ 佐賀町アーカイブ

 

柳井信乃『The Deep End』
2019年2月8日(金)-3月10日(日)
佐賀町アーカイブ
http://www.sagacho.jp/
開廊時間:12:00-19:00
休廊日:月、火、水、木(祝日は開廊)
※3/6-3/10は3331 ART FAIR 2019の開催に伴い、開廊時間は下記の通りに変更。
3/6(水)14:00-20:00|3/7(木)-3/10(日)12:00-20:00

 

佐賀町アーカイブでは、「美と暴力」を主題にした社会学的なリサーチをもとに、パフォーマンスや映像、サウンドなどを駆使したインスタレーションを制作する柳井信乃の個展『The Deep End』を開催する。

柳井信乃(1979年奈良県生まれ)は、美が権力や暴力と切り離せないものであることから、国家と歴史的トラウマに関する問題を掘り下げ、社会学的なリサーチをもとに制作している。神戸女学院大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻、多摩美術大学大学院研究科絵画専攻日本画領域を経て、2012年に東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻を修了。翌年、国立国際美術館の企画展『夢か、現か、幻か』、青森県立美術館の企画展『青森EARTH2013「すばらしい新世界__再魔術化するユートピア」』に参加。2016年にポーラ美術振興財団在外研修員として、ロンドンに拠点を移し、パフォーマンスや展覧会で作品を発表している。2018年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートを修了。

本展では、柳井が2016年にスペインで敢行したパフォーマンスを映像化した作品を発表する。柳井は、1940年にヴァルター・ベンヤミンがナチスを逃れて、フランスからスペインカタルーニャ州の海辺の街ポルトボゥを目指し歩いたとされるピレネー山脈の小道を、オリンピックトーチを掲げて歩くというパフォーマンスを試みた。同パフォーマンスを映像化した作品は、2016年にロンドンのWhite Conduit Projectsで発表された。

 

関連イベント
毛利嘉孝 × 柳井信乃トークイベント(仮題)
2019年3月2日(土)18:00-19:30|懇親会:19:30-
会場:佐賀町プロジェクト(3331 Arts Chiyoda 306)
定員:25名(要メール予約)
料金:1,000円(ドリンク付き)
申込方法:宛先はinfo@sagacho.jp。件名に「柳井展イベント」と表記の上、氏名、人数、返信用メールアドレスを明記。
※イベントの詳細は公式ウェブサイトにて更新。

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