Michaël Borremans|Mark Manders @ ギャラリー小柳


Installation view, “Michaël Borremans | Mark Manders”, Gallery Koyanagi © Michaël Borremans / Mark Manders Courtesy of Zeno X Gallery, Antwerp and Gallery Koyanagi, Tokyo

 

Michaël Borremans|Mark Manders
2018年11月2日(金)-12月22日(土) 2019年1月24日(木)※会期延長
ギャラリー小柳
http://www.gallerykoyanagi.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝、冬期休廊(12/23-1/7)
※ オープニング・レセプション:11月22日(金)18:00-20:00

 

ギャラリー小柳では、ともにベルギーを拠点に活動するミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースの二人展を開催する。展覧会はボレマンスの新作絵画4点、マンダースの新作を含めた彫刻4点で構成される。

 

ミヒャエル・ボレマンス(1963年ベルギー、ヘラールツベルヘン生まれ)は、静謐な時間と謎めいた気配の漂う、鑑賞者を深い思索へと誘い込む絵画や映像作品を制作している。写真から絵画による表現へと本格的に移行した1990年代半ばより、そのフランドル絵画の伝統を想起させるような精密な技術で描き出した作品により国際的に高い評価を受けている。マニフェスタ5(2004)や第5回ベルリン・ビエンナーレ(2008)、ヨコハマトリエンナーレ2011、第21回シドニー・ビエンナーレ(2018)などといった国際展に参加。2014年には原美術館で個展『アドバンテージ』を開催。同時期にブリュッセルではじまった大規模な回顧展が、テルアビブ、ダラスへと巡回している。

マーク・マンダース(1968年オランダ、フォルケル生まれ)は、1980年代後半より、彫刻や家具、日用品や建築部材などを「想像上の」部屋に、緻密に練られた配置図に基づいて配するインスタレーションを制作している。それらはすべて、「建物としてのセルフポートレイト」と呼ぶライフワークの断片として、作家自身の抽象的で個人的な思考や感情を、空間のなかで視覚化する作業となっている。第24回サンパウロ・ビエンナーレ(1998)、ドクメンタ11(2002)、マニフェスタ5(2004)といった国際展に参加。2013年の第55回ヴェネツィア・ビエンナーレでは、オランダ館で個展を開催している。また、日本では、東京オペラシティ アートギャラリー(2000)や金沢21世紀美術館(2006)のグループ展、あいちトリエンナーレ2016に参加している。

 


Michaël Borremans Alien (2018) © Michaël Borremans Courtesy of Zeno X Gallery, Antwerp and Gallery Koyanagi, Tokyo


Mark Manders Figure Study (1997-2015) © Mark Manders Courtesy of Zeno X Gallery, Antwerp and Gallery Koyanagi, Tokyo

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