久門剛史『トンネル』@ オオタファインアーツ

 

久門剛史『トンネル』
2018年7月20日(金)-9月1日(土)
オオタファインアーツ
http://www.otafinearts.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝
※オープニングパーティー:7月20日(金)18:00-

 

オオタファインアーツでは、日常に散在する音や光、立体を用いて、鑑賞者の個人の記憶や経験をパラレルな異空間に誘うインスタレーションを手がけるアーティスト、久門剛史の個展『トンネル』を開催する。

久門剛史は1981年京都府生まれ。2007年に京都市立芸術大学大学院を修了。2013年の資生堂ギャラリー(shiseido art egg)での個展をはじめ、オオタファインアーツ(東京、シンガポール)での個展、日産アートアワード2015オーディエンス賞受賞、『VOCA展2016—新しい平面の作家たち—』におけるVOCA賞の受賞、あいちトリエンナーレ2016への参加など、精力的な活動を展開している。また、大学在学中の2002年にアーティストグループSHINCHICAを結成し、主に音響やインスタレーションを担当。昨年はチェルフィッチュの『部屋に流れる時間の旅』の音・舞台美術を手がけ、その活動は個人での作品制作のみに留まらない。現在はアピチャッポン・ウィーラセタクンと共同制作した映像インスタレーション「シンクロニシティ」を森美術館のMAMプロジェクトで発表している。

本展では、これまでの作品が持つ要素を保ちながらも、その世界観をさらに深めた新作の立体および平面作品を発表する。モノ同士の関係性が作品の重要な要素となっていた久門にとって、本展で取り組む、モノの”気配”や”不在”を捉えて証明するかのような行為は、今後の制作活動において大きな展開を予想させる新たな試みとなる。

 

 

 


 

MAMプロジェクト025:久門剛史+アピチャッポン・ウィーラセタクン
2018年4月25日(水)-9月17日(月)
森美術館
https://www.mori.art.museum/
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamproject025/index.html

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