土肥美穂 @ ハギワラプロジェクツ


Miho Dohi buttai 48 (2018)

 

土肥美穂
2018年7月13日(金)-8月12日(日)
ハギワラプロジェクツ
http://www.hagiwaraprojects.com/
開廊時間:11:00-19:00(日曜は12:00-17:00)
休廊日:月、祝
※オープニングレセプション:7月13日(金)18:00-20:00

 

ハギワラプロジェクツでは、異素材を組み合わせた独特の形態の立体作品で知られる土肥美穂の個展を開催する。

土肥美穂(1974年奈良県生まれ)は、「なにものにも当てはまらない、けれど存在しうると確信できるものを創造する」というコンセプトを元に、素材をカットし、異なる素材を接合し、時に彩色を加えるなどして、素材やかたちがもたらす調和と反発をコントロールしながら立体作品を制作している。2002年に東京造形大学大学院を修了し、現在は神奈川県に拠点を置きながら、国内外の展覧会で作品を発表している。昨年は自身初の国外での個展をメキシコシティのLuluで開催。ハギワラプロジェクツでは2013年にGallery Showで作品を発表し、2016年に個展を開催している。本展では、土肥が造形する意識をより「内側」の存在に向けた作品を展示する。

「いくつかの気になる木片や金属片があり、それを組み合わせてみる。重みで自然と転がり始める。それは一定に転がることはなく、内部と外部が決まるころには相当転がって、全部がわからないぐらいにひっくり返ったら、自然と突然に物体が現れる。転がりきると、とりあえず私のなかでは無かったものがあるものになる。」
(土肥美穂、2018、アーティストステートメント、本展プレスリリースより)

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