公募|OPEN SITE 7


 

2022年2月25日より、トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、あらゆる表現活動が集まるプラットフォームの構築を目指す、ジャンルを問わない公募プログラム「OPEN SITE 7」の企画募集を開始した。

2016年度に設立された同プログラムは、展示部門(会期約1ヶ月、入場料無料)、パフォーマンス部門(設営撤去を含む会場使用可能期間6日、原則として入場料有料)、dot部門(設営撤去を含む会場使用可能期間6日、入場料無料)の3つの部門を設け、「時代性や社会性を反映しながら新しい表現を目指し、創造の場を作り上げていくことに意欲的な企画」、「高い構成力や独自性の認められる企画」を募集している。コロナ禍が続く本年度も応募対象は日本国内在住者のみとなっている(※少なくとも代表者1名が企画実施時に日本国内在住で、TOKAS本郷での企画準備から運営まで遂行できること)。昨年度は応募総数153企画から厳正なる審査を経て選ばれたキュレーション企画やパフォーマンス、参加型イベントなど、9つの企画が実現した。

応募期間は2022年2月25日から3月23日まで(資料アップロードは3月30日まで)。書類による一次審査と面接による二次審査の結果を踏まえて、5月下旬に入選企画がTOKASウェブサイト上にて発表される。入選企画に対する支援内容には、会場の無償提供や制作支援金などに加え、2022年度より、展示部門やパフォーマンス部門に対する設営費用の補助や輸送費用の補助といった金銭的支援や、展示部門に対する記録冊子の作成といった内容が新たに設けられた。審査員は、小林晴夫(blanClassディレクター)、畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)、平倉圭(横浜国立大学准教授|芸術学)、近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター)の4名が務める。応募方法など詳細は公式ウェブサイトを参照。

 

OPEN SITE 7:
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/application/2022/20220216-235.html

 


楊いくみ「When I quit eating tomato」『OPEN SITE 6』トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2021年


エレナ・ノックス「Actroid Series II」『OPEN SITE 6』トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2021–2022年


KYICC 2021 Committee「第一回 米田恵子国際作曲コンクール」『OPEN SITE 6』トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2021年


住吉山実里「筆談会 これより先、無言」『OPEN SITE 6』トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2021年

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