公募|アーツカウンシル東京 東京芸術文化創造発信助成


アーツカウンシル東京 東京芸術文化創造発信助成

 

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が、東京を拠点とする幅広い芸術活動を支援する「東京芸術文化創造発信助成」、「芸術文化による社会支援助成」、「東京地域芸術文化助成」の3つの公募の申請受付を開始している。

いずれも東京を拠点とする団体が主催する事業(海外における事業で申請者が主催者でない場合は現地の主催者からの招聘を受けていることが必須)を対象としているが、なかでも、「東京芸術文化創造発信助成」は団体だけでなく個人も対象となる。同プログラムは、東京都内で実施される公演・展示・アートプロジェクト等の創作活動や、東京都内または海外で実施される国際的な芸術交流活動、また、芸術創造環境の課題に取り組む分野全体を広く見渡した活動など(団体のみ申請可)、多種多様な活動を対象とし、「実現性」に加え、「革新性・独創性」、「影響力・波及力」、「国際性」、「将来性・適時性」、「継承性」などを踏まえて、総合的に審査が行なわれる。対象となる事業の実施期間は、2021年1月1日以降に開始し、2021年12月31日までに終了する事業。

近年、美術・映像分野で助成を受けた事例には、昨年末から今年にかけて東京・東葛西のEFAG EastFactoryArtGalleryで開かれた百瀬文の個展『I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U』、ASAKUSAが企画したエリック・ボードレールとナイーム・モハイエメンの二人展『藪の中 日本赤軍』、遠藤麻衣がキュレーター丸山美佳と企画し、オーストリア女性アーティスト協会(VBKÖ)の招聘により開催した『When It Waxes and Wanes』展などがある。

「東京芸術文化創造発信助成」と「芸術文化による社会支援助成」は応募締切が9月1日(※消印有効)、「東京地域芸術文化助成」が8月17日(※消印有効)となっている。その他、詳細や申請書類一式のダウンロードは公式ウェブサイトを参照。

 

アーツカウンシル東京|芸術文化支援事業|助成:
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/support/grants/

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