公募|Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023

 

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペースは、中堅アーティストの海外展開を含む更なる飛躍を後押しする目的で設立したTokyo Contemporary Art Award(TCAA)の3回目の公募を2020年6月10日に発表し、現在、メールエントリーおよびアプリケーションの提出を受け付けている。

最適な時期に最善の支援内容を提供する必要性を重視した同賞は、賞金300万円のほか、海外での活動支援、東京都現代美術館での展覧会の機会、日英表記のモノグラフの作成など、2年間にわたる継続的な支援を受賞者に提供する。第1回(TCAA2019-2021)の受賞者には、風間サチコと下道基行、第2回(TCAA2020-2022)には、藤井光と山城知佳子が選ばれている。

選考プロセスは、選考委員による推薦と公募を併用し、選考委員によるリサーチや書類審査、スタジオ訪問などを経て2組の受賞者を決定する。応募資格は、日本在住あるいは国内に活動拠点を置く現代美術の分野で活動するアーティストで、概ね10件以上の国内外での個展、グループ展への参加、概ね10年以上の活動歴があることなど複数の条件をすべて満たすものとなっている。選考委員は、住友文彦(アーツ前橋 館長/東京藝術大学大学院 准教授)、キャロル・インハ・ルー(北京インサイドアウト美術館 ディレクター)、近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター)が前回、前々回に引き続き担当し、高橋瑞木(CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile) エグゼクティブディレクター兼チーフキュレーター)と鷲田めるろ(十和田市現代美術館 館長)が新たに加わる。

応募期間は、メールエントリーは6月23日(火)18:00まで、アプリケーション提出は6月30日(火)23:00までとなっている(いずれも日本時間)。アプリケーションパッケージの入手やその他の詳細は公式ウェブサイトを参照。

 

Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 公募開始
https://tokyocontemporaryartaward.jp/news/application_2021-2023.html

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