公募|OPEN SITE 5

 

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)による内容や形式を問わない、あらゆる企画を対象とした公募プログラム「OPEN SITE 5」の公募が2020年3月3日からはじまった。

TOKASは2016年度より、あらゆる表現活動が集まるプラットフォームの構築を目指し、新たな公募プログラムとして「OPEN SITE」を設立した。前回の「OPEN SITE 2019-2020」では、展示部門(会期26日間、入場料無料)、パフォーマンス部門(設営撤去を含む会場使用可能期間6日、原則として入場料有料)、dot部門(設営撤去を含む会場使用可能期間6日、入場料無料)の3部門に対して計202の企画案が提出され、キュレーション企画やレクチャーパフォーマンス、対話型イベントなどの9企画が実現した。

「OPEN SITE 5」も昨年同様、上述した3部門に対し、新しい表現を希求し、創造の場を社会へと開いていくことに意欲的な企画、高い構成力や独自性の認められる企画の応募が期待される。応募期間は2020年3月3日から3月24日まで(資料アップロードは4月1日まで)。書類による一次審査と面接による二次審査を経て、5月下旬にTOKASウェブサイトにて実施対象となる企画を発表、入選企画には会場の無償提供や部門に応じた制作支援金などの支援が行なわれる。審査員を務めるのは、小林晴夫(blanClassディレクター)、畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)、久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団プログラム・ディレクター)、近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラム・ディレクター)の4名。

なお、TOKASでは東京都の方針に則り、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防止する観点から、TOKAS本郷で開催中の『ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 2「停滞フィールド」』を3月15日まで休止、東京・両国のTOKASレジデンシーで開催予定だったオープン・スタジオ 2019-2020の中止を決定している。

 

OPEN SITE 5
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/application/2020/20200228-220.html

 


居原田遥『藪を暴く』写真:髙橋健治、画像提供:トーキョーアーツアンドスペース


乳歯(神村 恵、津田道子)『スクリーン・ベイビー #2』写真:bozzo、画像提供:トーキョーアーツアンドスペース


Timeline Project(長倉友紀子、渡辺泰子)『WOMEN Artists & History』写真:bozzo、画像提供:トーキョーアーツアンドスペース

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