ACACがアーティスト・イン・レジデンス2020の公募を開始


 

2001年の開館以来、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)のプログラムを柱に展覧会など幅広い活動に取り組んできた青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)が、より能動的な活用を可能とする仕組みへとAIRの枠組みを拡張する。現在、来年6月から9月にかけてのレジデンスプログラムへの参加の募集が既にはじまっている。

展覧会への参加が必須とされていたACACのこれまでの公募AIRは、約3か月の滞在期間中に制作と発表、そして来館者のレスポンスが一続きのプロセスにおいて行なわれるという特徴を有する。この度の変更では、展覧会への参加という形式を残しつつも、展覧会への参加ではなく、ワークショップ、パフォーマンス、トークなど別の形式での発表が可能となった。また、滞在期間も最短2週間から最長3か月の選択制となり、より主体的にレジデンスプログラムを活用する仕組みが整えられることとなった。

来年度のプログラム期間は、2020年6月17日から9月22日。公募人数は海外のAIR実施団体からの推薦による参加者2名を含む6〜10名。インターネット上の応募フォームでの応募の後に、ACAC学芸員および外部審査員の平倉圭が提出された資料をもとに審査を行なう。一次審査の締切は2020年1月31日(金)日本時間17:00。そのほかの詳細は公式ウェブサイトを参照。

 

アーティスト・イン・レジデンス・プログラム2020応募要綱および事業概要
http://www.acac-aomori.jp/public/

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