TOKASがオープン・スタジオ2019-2020を開催


 

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、東京・墨田区立川で実施しているアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに滞在するクリエーターの制作、リサーチの過程を展示、公開するオープン・スタジオ2019-2020を11月15日、16日、17日の三日間にわたって開催する。

現在、TOKASでは滞在期間、サポート内容の異なる複数のレジデンス・プログラムを実施し、世界各国のアーティストやさまざまなジャンルのクリエーターを受け入れ、国際的な活動の交流を図っている。オープン・スタジオ2019-2020に参加するカティ・ホファーはオーストリア、ウィーンのクンストハレ・エクスナーガッセ、ノーラ・レートヴォーリはフィンランド、ヘルシンキのHIAP(ヘルシンキ・インターナショナル・アーティスト・プログラム)、フロリアン・ノイフェルト(展示のみ参加)はドイツ、ベルリンのクンストラウム・クロイツベルク/ベタニエンといった、提携を結んだ海外のアートスペースやレジデンス機関と、国内外のクリエーターの派遣・招聘を相互に行なう「二国間交流事業プログラム」により招聘されている。また、クロエ・デランヘエミリア・ティッカ(展示のみ参加)は、ともに「芸術文化・国際機関推薦プログラム」、大坪晶しまうちみかは「国内クリエーター制作交流プログラム」により招聘されている。

オープン・スタジオ2019-2020会期中の11月16日には、ホファー、レートヴォーリ、デランヘ、大坪、しまうちの5名のクリエーターによるトーク、11月17日には、埼玉大学基盤教育研究センター准教授の加藤有希子をゲストにスペシャルトーク「この世の毒とアーティストの使命ーーマイルド化する社会で」を開催。16日、17日はTOKASスタッフが参加クリエーターの展示作品やリサーチ活動を日本語で紹介するギャラリー・ツアーを実施する。また、スタジオのほか、宿泊室や共有スペースなど施設内の見学や、レジデンス・プログラムの海外提携機関の各種資料を展示、質問対応なども行なう。

 

オープン・スタジオ2019-2020
2019年11月15日(金)- 11月17日(日)11:00-17:00
トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー
イベントURL:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2019/20191115-6949.html

 

関連イベント

滞在クリエーターによるトーク
参加クリエーター:大坪晶、しまうちみか(以上、国内クリエーター制作交流プログラム)、カティ・ホファー、ノーラ・レートヴォーリ(以上、二国間交流事業プログラム)、クロエ・デランヘ(芸術文化・国際機関推薦プログラム)
2019年11月16日(土)14:00-16:00
※予約不要、日英逐次通訳あり
※プログラムはやむを得ず変更される場合あり

スペシャルトーク「この世の毒とアーティストの使命ーーマイルド化する社会で」
ゲスト:加藤有希子(埼玉大学基盤教育研究センター准教授)
2019年11月17日(日)14:00-16:00
※予約不要、日英逐次通訳あり

ギャラリー・ツアー
2019年11月16日(土)、17日(日)12:00-12:45
※予約不要、日本語のみの実施
※プログラムはやむを得ず変更される場合あり

Copyrighted Image