公募|Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022

 

2019年6月24日、東京都とトーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)は、昨年創設した現代美術の賞Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)の2回目となる公募を開始すると発表した。今年の春には、TCAAの第1回の受賞者に風間サチコと下道基行が選出され、東京都現代美術館で授賞式及び受賞記念シンポジウムが開催された。海外での展開も含め、更なる飛躍とポテンシャルが期待できる国内の中堅アーティストを対象とする同賞は、賞金のほか、海外での活動支援、東京都現代美術館での展覧会の機会など、その継続的な活動支援の内容から高い注目を集めている。

Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022は、日本在住あるいは国内に活動拠点を置くこと、国内外で個展、グループ展への参加が概ね10件以上あり、概ね10年以上の活動歴があること、などを応募資格とし、公募と選考委員による推薦を併用して、選考委員によるリサーチや書類審査、インタビューなどを経て2名の受賞者を決定する。支援内容は、賞金300万円、海外での活動支援100万円(旅費、滞在費、調査・制作費等)、東京都現代美術館での展覧会実施(2021年度末予定)、日英表記のモノグラフの作成(2021年度末予定)。選考委員は前回と同じく、神谷幸江(ジャパン・ソサエティー、ニューヨーク、ギャラリー・ディレクター)、住友文彦(アーツ前橋 館長/東京藝術大学大学院 准教授)、ドリュン・チョン(M+ 副館長/チーフ・キュレーター)、マリア・リンド(キュレーター、ライター、エデュケーター)キャロル・インハ・ルー(北京インサイドアウト美術館 ディレクター)、近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター)の6名を予定(※肩書きは2019年4月時点のもの)。

応募申込み期間は2019年7月1日から8月7日の18時まで。また、作品データ提出期間は7月1日から8月14日の23時まで(いずれも日本時間)。そのほか、詳細は公式ウェブサイトを参照。

 

Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022 公募開始!:
https://www.tokyocontemporaryartaward.jp/news/application_2020-2022.html

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