公募|神戸アートビレッジセンター「ART LEAP 2019」

 

神戸アートビレッジセンター(KAVC)が、昨年立ち上げた30歳以上50歳未満のアーティストを対象とした「ART LEAP 2019」の公募を2月23日に開始している。

KAVCは、1996年に幅広い芸術文化を神戸から発信する複合施設として活動を開始。美術事業では、作家と連携した展覧会づくりを重視し、枠にとらわれない美術表現の可能性を追求する展覧会を実施してきた。「神戸アートアニュアル」(1996-2005)や「1floor」(2008-2017)といった主に20代を対象とした育成支援プログラムに加え、昨年、30代、40代のアーティストが新たな表現の創造と意欲的な挑戦を行なう舞台として、「ART LEAP」を新設した。美術評論家で詩人の建畠晢の審査を経て個展開催の権利を得た、ERIKA RELAXと池田精堂によるパフォーマンスユニット、tuQmo(ツクモ)の展覧会『道具とサーカス』を開催している。同展最終日の3月17日には、クロージングイベントとして座談会も行なわれる。

第2回となる今回は、審査員に森美術館副館長兼チーフ・キュレーターの片岡真実が務める。選出された1人/組は、2020年2月から3月にKAVCを会場に個展を開催する。応募・参加資格は、2019年3月末の時点で30歳以上50歳未満のアーティストで、国籍は問わず、日常会話程度の日本語力を有する日本在住者。そのほか、基本的に新作の出品や、展覧会の制作プロセスに関心を持ち、ミーティングや会期中の来館などプログラムへの積極的な参加が可能であることを条件としている。サポート内容は制作補助費50万円をはじめとする経済的な支援や、KAVCスタッフによる展覧会制作のサポート、広報協力、展覧会記録カタログの作成など。

展覧会プランの応募受付期間は2019年2月23日〜4月1日(※当日必着)。4月中旬に一次審査の結果を通知し、5月19日の公開プレゼンテーションによる最終選考を経て、出品作家を決定する。詳細および募集要項のダウンロードは公式ウェブサイトを参照。

 

「ART LEAP 2019」展覧会プラン募集https://www.kavc.or.jp/events/2217/

 

ART LEAP 2018「道具とサーカス」
2019年2月23日(土)-3月17日(日)
神戸アートビレッジセンター
http://www.kavc.or.jp/
開廊時間:12:00-19:00
休館日:火

 


ART LEAP 2018「道具とサーカス」展覧会の様子/神戸アートビレッジセンター提供


ART LEAP 2018「道具とサーカス」展覧会の様子/神戸アートビレッジセンター提供

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