第34回京都賞記念講演会・ワークショップ、11月に開催

 

2018年11月11日、公益財団法人稲盛財団は今年6月に発表した第34回京都賞受賞者3名の記念講演会を国立京都国際会館で開催する。思想・芸術部門を受賞したジョーン・ジョナスは、「イン・ザ・シャドウ・ア・シャドウ」と題した講演のほか、11月14日にロームシアター京都ノースホールにて、ワークショップ「パフォーマンスとメディア・アートのラディカリズム-ジョーン・ジョナスとその変遷あるいは継承-」を開催する。

ジョーン・ジョナス(1936年ニューヨーク生まれ)は、1960年代後半より、パフォーマンスとニューメディアを融合させた芸術表現に先駆的に取り組み、約半世紀にわたって、さまざまな表現手段を駆使して独自の視覚言語を創造してきた。また、その制作活動に加え、教育者としても後続の育成など、幅広い世代のアーティストに多大な影響をもたらしている。

ワークショップ「パフォーマンスとメディア・アートのラディカリズム-ジョーン・ジョナスとその変遷あるいは継承-」では、ジョナスの基調講演と作品上映に続き、笹岡由梨子金氏徹平contact Gonzoによるパフォーマンスを実施。パフォーマンス後には、ジョナスと笹岡、金氏、contact Gonzoとの対談が行なわれる。記念講演会、ワークショップの申し込みは下記URLより。

 

京都賞「記念講演会」「ワークショップ」https://www.kyotoprize.org/registration/

京都賞https://www.kyotoprize.org/
稲盛財団https://www.inamori-f.or.jp/

 

受賞者による記念講演会
2018年11月11日(日)13:00-16:30
会場:国立京都国際会館
定員:1,500人(申込受付順)
先端技術部門:カール・ダイセロス(神経科学者)
「脳の秘密を照らす光遺伝学-単細胞藻類のタンパク質の研究から」
基礎科学部門:柏原正樹(数学者)
「代数解析と50年」
思想・芸術部門:ジョーン・ジョナス(美術家)
「イン・ザ・シャドウ・ア・シャドウ」

 

ワークショップ「パフォーマンスとメディア・アートのラディカリズム-ジョーン・ジョナスとその変遷あるいは継承-」
2018年11月14日(水)19:00-(開場:18:30-)
場所:ロームシアター京都 ノースホール
企画:橋本裕介(ロームシアター京都プログラムディレクター)
藤田瑞穂(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA学芸員)
19:00|受賞者基調講演:ジョーン・ジョナス
19:15|受賞者ビデオ作品上映
19:45|関西の若手アーティストによるパフォーマンス:
笹岡由梨子、金氏徹平、contact Gonzo
20:10|休憩
20:30|受賞者と関西の若手アーティストとの対話:
ジョーン・ジョナス、笹岡由梨子、金氏徹平、contact Gonzo

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