新作サウンド・インスタレーション作品「理性と情動 ’22 YCAM編」を発表します

5月14日からDJ/ビートメイカーのLicaxxxによる新作サウンド・インスタレーション作品「理性と情動 ’22 YCAM編」を発表します。

会場となる中庭
撮影:勝村祐紀

Licaxxxは、DJとビートメーカーを軸に、近年は商業空間や広告への楽曲提供や、インスタレーション作品の制作など、幅広く活躍しています。
今回発表する作品は、トラックメイカーのDan Kubo、電子音楽家のKazuki Muraokaをコラボレーターに迎えた新作のサウンドインスタレーションです。音楽も含めた芸術表現全般における鑑賞行為そのものを批評的に捉えることをテーマにしており、本作の作品鑑賞にまつわるさまざまな環境の情報—天候や気温、鑑賞者の人数など—をもとに、リアルタイムに楽曲を生成していきます。

会場となる中庭は、ホワイエに面し、ガラスの吹き抜けが心地よい佇まいが特徴の空間です。足下のサウンドシステムからわき出してくるような聴覚体験を活用した新たな聴取体験をぜひお楽しみください。入場は無料。会期は11月までとなっています。

Copyrighted Image