オンライントークイベント「YCAMオープンラボ2021:オルタナティブ・エデュケーション」を開催します

11月26日から2022年2月26日にかけて、公共文化施設のあり方を捉え直すオンラインのトークイベント「YCAMオープンラボ2021:オルタナティブ・エデュケーション」を開催することになりました。

「YCAMオープンラボ2020:続・ナマモノのあつかいかた」の様子
(撮影:谷康弘)
世界規模で起きている社会的変化の多くはアートの世界にも影響を与えています。こうした変化は、個々のアーティストたちにとっては自明のことですが、美術館などの組織的な構造にとってはいまだに課題となっています。そうした中でもジェンダーの平等、透明性、コミュニティの発展、リソースの共有といった社会問題でイニシアティブを発揮する施設/機関も少なくありません。こうした状況を踏まえ、YCAMでは2021年度から3年間、「オルタナティブ・エデュケーション」と題して、アートセンターが地域や市民の学びの場となるよう、自らの実践を振り返り、その役割を再考するプロジェクトを実施しています。

5回目の開催となる今回のオープンラボは、前回同様、会場をオンラインに移し、「オルタナティブ・エデュケーション」をタイトルに「アートを通した学びの可能性」や、「社会におけるアートセンターの役割」をテーマに2022年2月まで継続的に開催。表現やテクノロジーを日常生活のためのツールとして用いたり、さまざまな学びの手法に取り組む、クリエイターやキュレーター、教育者、研究者などの実践者たちを国内外から招き、レクチャーとトークセッションをおこないます。プログラムは、ライブ配信のトークイベントと、事前に収録された対談の記録映像で構成されており、トークイベントは11月と2月に、また対談の記録映像は1ヶ月に2〜3本程度のペースで公開予定です。いずれも、下記の特設ウェブサイトで公開する予定です。ぜひご覧ください。

https://alternative-education.ycam.jp/

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