開館25周年記念コレクション展VISION|DISTANCE いま見える景色

2020年10月17日(土)〜2020年12月13日(日)
10:00〜17:30(最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 ※ただし11月23日(月・祝)は開館
観覧料 一般 300円(250円) 高校・大学生 200円(150円) 中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金

豊田市美術館 開館25周年記念コレクション展VISION DISTANCE いま見える景色今年度、豊田市美術館では開館25周年を記念して「VISION」と題したコレクション展を通年で催しています。今期は「DISTANCE いま見える景色」を共通タイトルとして、2つのテーマで所蔵作品の展示を全館で行います。すべての展示室を使って、当館コレクションの魅力を再発見する企画です。

前半部「豊田市美術館25年のあゆみ-展覧会ポスターとコレクション」では、所蔵作品のなかから、グスタフ・クリムトやシュルレアリスムの作家たちをはじめ、ジュゼッペ・ペノーネ、奈良美智など諸動向の核となる作家の作品を並べつつ、これまで開催した展覧会のポスター約70枚を辿ることで、当館がさまざまな角度から試みてきた作品との出会い方を振り返ります。

後半部「距離のたのしみ-所蔵作品にみる遠近の感覚」では「距離」をテーマにしています。見る者の遠近感を軽やかに翻す福田美蘭の絵画、距離を彫刻に持ち込んだアルベルト・ジャコメッティの胸像、時空間をいかに把握するか問い続けた若林奮の彫刻など、当館コレクションには距離を想起させる作品が豊富です。そうした作品に依りながら距離の感覚を解きほぐし、遠くを思うことや、近くを見つめることのたのしさを見直します。

若林奮《大風景(4th Stage)》1964,91年

トニー・クラッグ《スペクトラム》1979年

 

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