特別展「コシノヒロコ展 -HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へ-

コシノヒロコ《WORK#1615》2016年

開催概要
展覧会名:コシノヒロコ展 -HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へ-
会  期:2021年4月8日(木)~ 6月20日(日)
開館時間:10時~18時(金・土曜日は20時まで)※入場は閉館の30分前まで
休  館:月曜日(ただし、5月3日〔月・祝〕は開館、5月6日〔木〕休館)
観 覧 料:一般1,800円/大学生1,400円/高校生以下無料/70歳以上900円/障がいのある方(一般)450円/障がいのある方(大学生)350円
※予約優先制です。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
予約についてのお問い合わせ TEL 078-262-1011
※一般以外の料金でご利用される方は証明書を当日ご提示ください。
※障がいのある方1名につき、介護の方1名無料です。
※コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)。
主  催:兵庫県立美術館、神戸新聞社、日本経済新聞社
後  援:サンテレビジョン、ラジオ関西
特別協賛:アート引越センター、ダイキン工業、阪急電鉄、ひかりのくに
協  賛:岩谷産業、大阪ガス、サントリーホールディングス、セーレン、イオン、ボンマックス、池田泉州銀行、カトープレジャーグループ、島精機製作所、スタイルホールディング、大生産業、大和ハウス工業、瀧本、トーマネ、ニッコー、フジオフードグループ、ヤング産業、CROSS PLUS、コスモ・コミュニケーションズ、丸正、オゴー産業
特別協力:公益財団法人伊藤文化財団、公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部
企画協力:ヒロココシノ、ヒロココシノインターナショナル、三木健デザイン事務所、日埜建築設計事務所

 

展覧会概要

兵庫県立美術館では、今なおアクティヴな活躍を続けるデザイナー、コシノヒロコ(1937年、大阪・岸和田生まれ、兵庫・芦屋在住)の大規模な展覧会を開催いたします。
コシノは、「ファッション」や「デザイン」という言葉が定着する以前から洋服づくりにかかわり、着るものの持つ力を実感してきたデザイナーです。人間を、年齢や性別、国籍や民族、社会的地位を超えるものとしてとらえ、個としてのアイデンティティーを重視するコシノは、クリエイターとしての活動の中で既存の枠組みにとらわれない独自性を追求し続けてきました。
本展では、歴代コレクションで発表された洋服、ファッションデザインと並行して心血を注ぎ、そのデザインの源としてきた絵画制作、若手アーティストとのコラボレーションなどを通して、未来のもつ可能性を絶えず見つめて歩んできたコシノヒロコの全貌に迫ります。

コシノヒロコ

展示構成

01 フワフワ
展覧会イントロ部分として、巨大なヒロコちゃん風船人形がお出迎え。
02 ペチャクチャ
多様な文化・芸術から刺激を受けてきたコシノヒロコの洋服の代表作20点を、当館のシンボルであり安藤忠雄建築ならではの大階段で披露。
03 人生オノマトペ84
混乱と繁栄の時代を生きてきた女性アーティストとしての足跡を「オノマトペ」でたどる。(展示の各セクションのイメージもオノマトペで表現)
04 ルンルン / 05 ビュー
コシノヒロコの絵画とファッションの世界を、色彩と墨の両面から紹介。
06 ニョキニョキ
歴代コレクションで使用された色とりどりのタイツのインスタレーション。
07 クルリンパッ
歌舞伎や日本文様にみる「隈取」や「市松」、スポーツの祭典の「聖火の炎」をモチーフにした、体操日本代表のユニフォーム(2010年より、デザインを担当)を、空間に拡張させることでダイナミックに表現。
08 きらきら
折り紙をモチーフとしたペーパードレスと光が織りなすインスタレーション。
09 チカチカ / 10 ヒラヒラ / 11 ピョン
コシノヒロコのファッションデザイン、絵画からインスパイアされた不思議ワールド。
12 ビヨ~ン ギュッ
透明なアクリルケースの中に洋服作品を閉じ込め、「質・形・色」という絵画の造形要素から再解釈。アートの視点からファッションを捉え直す。
13 ワクワク ドキドキ
歴代コレクションから選りすぐりの作品106点を、一挙に公開。絶景撮影ポイントあり。
14 クスクス スクスク
子供たちとコシノヒロコのコラボレーションから生まれた笑顔の絵の展示。原画は子供たち、彩色はコシノヒロコが監修。

コシノヒロコ《2002年秋冬コレクション》2002年

コシノヒロコ《2011年春夏コレクション》2011年

見どころ

・ 困難と繁栄の時代を生き抜いてきた女性アーティスト、コシノヒロコの「来し方」を、オノマトペを使用してビ  ビッドかつキュートに紹介。
・ 歴代コレクションから選りすぐった代表作約250点を、コシノヒロコ自身が再びコーディネート。未来を見つめるコシノの「現在地点」が今、明らかに。
・ 中高生時代、画家になりたかったコシノヒロコにとって、絵筆を握りキャンバスに向かう時間は「素」の自分にむきあうとき。デザインの源泉にとどまらず、生きる力そのものであるコシノヒロコの絵画約200点も紹介。
・ 兵庫県芦屋に建つ安藤忠雄設計の自邸に30年以上暮らし、現在はその旧自邸をギャラリーとして創作活動の発表の場としているコシノ。同じく安藤忠雄が設計した兵庫県立美術館展示室でのダイナミックな展示。

 

関連イベント

※新型コロナウイルス感染防止のため、予定を変更する場合があります。展覧会公式サイトより最新の情報をご確認ください。

◆ トークショー “未来へ” 要観覧券

※申込方法は展覧会公式サイトでご確認ください。

①4月25日(日)14:00~(定員100名)(所要時間1時間30分)(申込終了)
コシノヒロコ×中谷彰宏(作家)「未来は、飛び込む君を待っている」
会場: ミュージアムホール

② 5月8日(土)14:00~(定員50名)(所要時間1時間30分)(申込終了)
コシノヒロコ×横山幸雄(ピアニスト)「音楽とアートとファッションと♬」
会場: アトリエ1

③5月30日(日)14:00~(定員100名)(所要時間1時間30分)(申込終了)
コシノヒロコ × 赤星憲広(元阪神タイガース・野球解説者)「日本のスポーツ界とこどもたちのために」
会場: ミュージアムホール

◆ コシノヒロコファッションショー 「GET YOUR SYTLE!」要観覧券(申込終了)

※モデル参加及び観覧を希望される方は展覧会公式サイトをご覧ください。
5月15日(土)、16日(日)いずれも 14:30~/16:30~(所要時間20分)

会場: ギャラリー棟3階回廊

◆ 上映会 「2020春夏コレクション ~コレクションができるまで~」(定員100名)[無料]

5月14日(金)15日(土)16日(日)
6月18日(金)19日(土)20日(日)
いずれも11:00~ 閉館の30分前まで上映(所要時間25分)
会場: ミュージアムホール

◆ 学芸員による解説会(定員40名)先着順[無料]

4月24日(土)、5月22日(土)いずれも16:00~(所要時間45分)
会場: レクチャールーム

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