中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置

現代日本を代表する画家、中西夏之(1935-2016)の、没後10年にして初の回顧展です。1950年代の後半より始まる制作の軌跡をたどり、彼独自の絵画観を浮かび上がらせることが主な目的となります。中西の手がける絵画は、何かある対象を描いたものでは必ずしもなく、その意味で、具象にも抽象にも分類できません。「絵」はいかにして画面上に現れるのか。そもそも、絵画の存在する「場所」はどこなのか。たえず根本に立ち返る彼の絵画実践は、いま、とりわけここ日本で絵画を制作することについて考えなおすための、格好のヒントを与えてくれるはずです。

 

《韻 YS》1959 年 個人蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

 

《コンパクト・オブジェ》1962 年 国立国際美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

 

《弓形が触れて Ⅲ》1978 年 国立国際美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

 

《紫・むらさき XVIII》1983 年 国立国際美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISH

 

《中央の速い白 XIII》1990 年 千葉市美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

 

《背・円 – I 05》2005 年 個人蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

 

《擦れ違い/S 字型還元》2011 年 茨城県近代美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISH

 

会  期  2026 年 3 月 14 日(土)‒6 月 14 日(日)
会  場  国立国際美術館 地下 3 階展示室(〒530-0005 大阪市北区中之島 4-2-55)
開館時間  10:00‒17:00、金曜は 20:00 まで(入場は閉館の 30 分前まで)
休 館 日  月曜日(ただし、5 月 4 日は開館)、5 月 7 日
主  催  国立国際美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協  賛  公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
協  力  SCAI THE BATHHOUSE
助  成  公益財団法人ポーラ美術振興財団
企画担当  福元崇志 (国立国際美術館 主任研究員)

観 覧 料  一般 1,500 円(1,300 円)大学生 900 円(800 円)
( )内は 20 名以上の団体及び夜間割引料金(対象時間:金曜の 17:00‒20:00)
高校生以下・18 歳未満無料(要証明)
心身に障がいのある方とその付添者 1 名無料(要証明)
本料金で、同時開催の「コレクション 3」もご覧いただけます。

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