ヤマダカズキ《阿蘇に降る霜》制作風景、2022年| HIRAKU Project Vol.17 ヤマダカズキ「地に木霊す」 | |
| 会期 | 2025年12月13日(土) – 2026年5月31日(日) |
|---|---|
| 会場 | ポーラ美術館 1F アトリウム ギャラリー [MAP] |
| 住所 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285 |
| 開館時間 | 9:00–17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 | 無料 |
| 企画 | 東海林洋(ポーラ美術館学芸員) |
| URL | https:/ |
HIRAKU Projectは、過去にポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介する展覧会シリーズです。第17回目となる今回は、細かく砕いた色とりどりの石を組み合わせて画面をつくる、伝統的なモザイク技法を用いる気鋭の若手作家、ヤマダカズキを紹介します。
モザイクは油彩画に比べて陰影や細密な描写を持ちません。作家はその「解像度の低さ」に着目し、地域に伝わる民話や神話、伝承の曖昧さや不確かさと重ね合わせながら、作品を制作しています。
本展では、ひたすら石を割り続けるというモザイク制作における反復行為を、山に住む精霊によって森に反響する「こだま」に喩え、これまでの代表作と、箱根にまつわる伝承を取り上げた過去最大の最新作によって会場を構成します。明瞭さや再現性ばかりを追い求める現代において、静かに鳴り響く石の声は、我々に何を問いかけるのでしょうか。
モザイクは油彩画に比べて陰影や細密な描写を持ちません。作家はその「解像度の低さ」に着目し、地域に伝わる民話や神話、伝承の曖昧さや不確かさと重ね合わせながら、作品を制作しています。
本展では、ひたすら石を割り続けるというモザイク制作における反復行為を、山に住む精霊によって森に反響する「こだま」に喩え、これまでの代表作と、箱根にまつわる伝承を取り上げた過去最大の最新作によって会場を構成します。明瞭さや再現性ばかりを追い求める現代において、静かに鳴り響く石の声は、我々に何を問いかけるのでしょうか。
