谷原菜摘子《二人の浄土-中之島文楽2025 曽根崎心中より》2025年、ベルベットに油彩、アクリル、グリッター、33.3×24.3cm、《二人の浄土-中之島文楽2025 曽根崎心中より》2025年、ベルベットに油彩、グリッター、33.3×24.3cm ©2025 MEM Inc.  All rights reserved.| 谷原菜摘子「Love Suicide」 | |
| 会期 | 2025年11月1日(土) – 11月24日(月・祝) | 
|---|---|
| 会場 | MEM [MAP] | 
| 住所 | 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 3F NADiff A/P/A/R/T 3階 | 
| 開館時間 | 12:00–18:00 ※11/7–11/9のアートウィーク東京期間中は、10:00–18:00で開廊。  | 
| 休館日 | 月 (11/3、11/24は開廊)、11/4、11/25 | 
| URL | https:/ | 
            人形浄瑠璃文楽を身近に親しめる機会にと、毎年大阪で催されている「中之島文楽」において、谷原菜摘子が、昨年と今年の公演で美術を担当しました。舞台演出にプロジェクションマッピングが取り入れられ、谷原の描いた江戸の人物や街並み、藤や桜の木、天神の森、極楽などが、物語の場面に合わせて投影されました。
昨年は四季で分けられた4つの演目、そして今年は「曽根崎心中」が上演され、谷原が以前から挑戦したかったテーマの一つである「心中」を描く機会となりました。
かつて、心中したものは地獄に行くと説かれ、生き残っても死罪、あるいは社会から追放された時代があった。それでも恋人たちは2人だけの浄土を信じ、暗闇に身を委ねた。 愛という根源的な生の発露と、死に至る道の矛盾。その痕跡を私は筆で追ったのである。(谷原菜摘子)
本展では、これら「中之島文楽」のために描いた原画をまとめて展示するとともに、「心中」をテーマにした大型の新作も発表いたします。
        昨年は四季で分けられた4つの演目、そして今年は「曽根崎心中」が上演され、谷原が以前から挑戦したかったテーマの一つである「心中」を描く機会となりました。
かつて、心中したものは地獄に行くと説かれ、生き残っても死罪、あるいは社会から追放された時代があった。それでも恋人たちは2人だけの浄土を信じ、暗闇に身を委ねた。 愛という根源的な生の発露と、死に至る道の矛盾。その痕跡を私は筆で追ったのである。(谷原菜摘子)
本展では、これら「中之島文楽」のために描いた原画をまとめて展示するとともに、「心中」をテーマにした大型の新作も発表いたします。
