公募|京都市芸術文化特別奨励制度

2016年4月18日、京都市は2000年度から実施している京都市芸術文化特別奨励制度の来年度の奨励者の募集を発表した。

京都市芸術文化特別奨励制度は、新たな芸術文化の創造を促進し、京都の芸術文化の振興を図ることを目的に、これから大きく羽ばたこうとする若い芸術家の支援を目的としている。事業への助成ではなく、将来有望な若い芸術家が積極的な芸術文化活動を行なう「人材育成」を目的としており、1個人または1グループにつき300万円の奨励金を交付している。本年度は、アーティストの谷中佑輔と柳川三味線奏者の林美音子、昨年度はキュレーターの徳山拓一とアーティストの久門剛史が奨励者に選ばれている。

「個人またはグループの住所地、活動拠点または予定する発表場所のいずれかが京都市内であること」と「京都の芸術文化の振興や発信に貢献する可能性のある活動を行なっていること」の両方の条件に該当する個人またはグループを対象としている。申請方法は「京都市芸術文化特別奨励制度平成29年度奨励申請書」に「自己アピール資料」を所定の宛先まで持参または郵送。奨励者は来年2月頃に決定し、すべての申請者に結果が通知される。

募集期間は、2016年5月1日(日)から7月31日(日)まで。なお、2016年6月18日(土)には、京都芸術センターにて申請者相談会を予定している。詳細は公式ウェブサイトを参照。

京都市文化市民局文化芸術企画課
平成29年度京都市芸術文化特別奨励者の募集について:
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000197122.html

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