サラ・モリス リッポー[ポール・ルドルフ](タイクン・コンテンポラリーでの展⽰⾵景)2024年 家庭⽤グロス塗料、壁6.74×20.95m © Sarah Morris, Commissioned by Tai Kwun Contemporary
サラ・モリス 取引権限
2026年1⽉31⽇(⼟)-4⽉5⽇(⽇)
⼤阪中之島美術館
https://nakka-art.jp/
開館時間:10:00–17:00(最終⼊場 16:30)
休館日:月(ただし、2/23は開館)、2/24
展覧会URL:https://nakka-art.jp/exhibition-post/sarahmorris-2026/
⼤阪中之島美術館では、図式的なグリッドを⽤いた幾何学的な抽象絵画で知られる、サラ・モリスの⽇本初となる大規模個展「サラ・モリス 取引権限」を開催する。
サラ・モリス(1967年イギリス生まれ)は、1990年代以来現在に至るまで、絵画や映像、サイト・スペシフィックな壁画、ドローイング、彫刻など多様なメディアで制作を続けてきた。その作品にはネットワークや類型学、建築、都市への関心が反映されている。モリスは自身の絵画を、自然発生的であり、自由な解釈、動きや変化を歓迎するものだと捉えており、幾何学的な形状から視覚的構造物を生み出しながら、鑑賞者は自分たちがより大きなシステムの一部であることを気付かされる。多国籍企業や輸送ネットワーク、地図、GPS技術、月の満ち欠けの周期などを主題とし、絵画と並行して制作する映像作品は、多層的かつ断片的なナラティブを通した心理地理学的探求で、変動し続ける都市の性質を探りつつ、自身と鑑賞者を映像の中に投じて社会の階層性を映し出す。現在はニューヨークを拠点に活動。近年の主な個展に「ETC」(M+(ファサード)、⾹港、2024)、「Who is Who」(タイクン・コンテンポラリー、⾹港、2024)、「All Systems Fail」(ダイヒトールハレン・ハンブルク、クレーフェルト美術館群、シュトゥットガルト美術館、いずれもドイツ、パウル・クレー・センター、スイス、2023-2024)、「Sarah Morris: The Odysseus Factor」(UCCA、北京、2018)、「Falls Never Breaks」(クンストハレ・ウィーン、2016)、「Astros Hawk」(M ルーヴェン美術館、ベルギー、2015)など。
サラ・モリス《サクラ》2018年 HD Digital 50分6秒 ⼤阪中之島美術館 © Sarah Morris
サラ・モリス《猛⽝注意》1994年 アクリル、カンヴァス 122x170cm 個⼈蔵 © Sarah Morris, Photo: Tom Powel Imaging
本展では、モリスの30年以上にわたるキャリアの中で⽣み出された約100作品を紹介する。⾦物屋やホームセンターで販売されていた境界をめぐる注意喚起⽤の標識看板をモチーフにした初期の絵画シリーズ〈サイン・ペインティング〉や、マンハッタンのミッドタウンにある国際経済の中⼼を象徴する⾼層ビル群をテーマとした〈ミッドタウン〉、映像作品の撮影時にモリスが録⾳した⾳声を元にした〈サウンドグラフ〉、蜘蛛の巣の形に着⽬し制作した〈スパイダーウェブ〉など、約40点の絵画を展示するほか、本展のために展⽰室の壁に描かれる新作の⼤型壁画も発表する。
また、絵画と並⾏して制作された映像作品17点をすべて上映する。なかでも2018年の桜の季節に来日した際に制作された《サクラ》は、⼤阪を東京と対をなす都市、あるいは「第⼆の⾸都」として捉え、絶えず変化し続けるその様を、⽇本の経済と⽂化の系譜を映す鏡として提⽰する。
アーティストトーク
2026年1月31日(土)14:00–15:30(開場 13:30)
登壇:サラ・モリス、中村史子(大阪中之島美術館 主任学芸員)
会場:大阪中之島美術館 1階ホール
定員:150名(先着順、事前申込不要)
参加費:無料(要本展の観覧券、半券可)
※日本語への通訳あり
サラ‧モリス《求愛行動[スパイダーウェブ]》2021年 家庭用グロス塗料、カンヴァス 271 x 214 cm White Cube © Sarah Morris, Courtesy of the Artist and White Cube, Photo: Tom Powel Imaging
サラ・モリス《ビタソイ[⾹港]》2024年 家庭⽤グロス塗料、カンヴァス 207×152.5cm 個⼈蔵 © Sarah Morris, Photo: Tom Powel Imaging