笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン @ 滋賀県立美術館

笹岡由梨子《LOVERS》2024年 滋賀県立美術館蔵 Photo by Masanobu NISHINO

 

笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン
2026年1月17日(土)-3月22日(日)
滋賀県立美術館
https://www.shigamuseum.jp/
開館時間:9:30–17:00(入場は16:30まで)
休館日:月(ただし祝日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
企画担当:荒井保洋(滋賀県立美術館主任学芸員)
展覧会URL:https://www.shigamuseum.jp/exhibitions/9884/

 

滋賀県立美術館では、滋賀を拠点に国内外で活躍する笹岡由梨子の、美術館では初となる個展「笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン」を開催する。

笹岡由梨子(1988年大阪府生まれ)は、絵画と映像、現実と虚構、生と死の間を探るべく、人形劇やローテクなCG合成、自作の歌、手作業による装飾を用いた映像インスタレーションを制作。作品内において、さまざまなキャラクターを演じ、身体パーツを複数化し、固定化された枠組みや見方に揺さぶりをかける。2014年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程メディア・アート領域満期退学。近年の主な展覧会に「プラカードのために」(国立国際美術館、大阪、2025-2026)、「ドリーム/ランド」(神奈川県民ホールギャラリー、2022)、「まみえる – 千変万化な顔たち」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、2021)、「Lost in Translation」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2021)など。主な受賞歴に、京都府文化賞奨励賞(2020)、咲くやこの花賞(2020)、Kyoto Art for Tomorrow 2019―京都府新鋭選抜展最優秀賞などがある。

 

笹岡由梨⼦《Polonia》2025年 撮影:⿆⽣⽥兵吾 Courtesy of the Adam Mickiewicz Institute(IAM)
笹岡由梨⼦《イカロスの花嫁》2015-2016年

 

本展では、最初期の作品から本展のために制作された新作までを通して、笹岡の作品における映像とキャラクターの関係性の変遷に迫る。笹岡が初めて制作した映像作品《無題》(2011)を初展示するほか、「群馬青年ビエンナーレ2017」で大賞を受賞した《イカロスの花嫁》(2015-2016)、2025年に開館したタイの現代美術館ディブ・バンコクに収蔵された《Animale》(2024-2025)、ポーランドとのコラボレーションで制作された《Polonia》(2025)など、これまでの作品の中でも特に重要な作品を紹介する。あわせて、料理をテーマに、滋賀県大津市の継続型就労支援B型作業所「蓬莱の家」や美術館メンバーズなどの協力のもと制作された、横幅7メートル超の万華鏡仕立ての映像を中心とした新作インスタレーション《タイマツ》を初公開する。

 

笹岡由梨子 新作《タイマツ》イメージドローイング
笹岡由梨子《Planaria》2021年 滋賀県立美術館蔵

 

関連イベント
学芸員によるギャラリートーク
2026年1月24日(土)、2月7日(土)、2月21日(土) 各日14:00–15:00
会場:滋賀県立美術館 展示室3前
定員:各回20名程度(事前申込不要、当日先着順、要観覧チケット)

スペシャル・トーク
2026年1月31日(土)14:00–15:30
会場:滋賀県立美術館 木のホール
登壇:笹岡由梨子
定員:100名(要事前申込、抽選、要観覧チケット)

たいけんびじゅつかん
2026年2月14日(土)13:00–15:30
会場:滋賀県立美術館 ワークショップルーム、展示室3
講師:笹岡由梨子
対象:小・中学生とその保護者
定員:20名(要事前申込、抽選、要参加費(保護者の方のみ要観覧チケット))

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