「クラ・クラ・ギャザリング ゆるやかな対話とお蔵出しから考える、協働的キュレトリアルのこれから」@ 水戸芸術館 現代美術ギャラリー

「クラ・クラ・ギャザリング ゆるやかな対話とお蔵出しから考える、協働的キュレトリアルのこれから」
会期2026年1月12日(月)
会場水戸芸術館 現代美術ギャラリー [MAP]
住所〒310-0063
茨城県水戸市五軒町1丁目6−8 水戸芸術館 1F
開館時間11:00–18:30
参加費無料
言語英語、日本語(逐次通訳あり)
URLhttps://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5422.html
本プログラムでは、アーティストやキュレーターによるプロセス志向のアプローチに注目し、多層的で脱中心的な組織のあり方や、人と人との有機的なつながりが生み出す場の変容について、参加者がそれぞれの考えを持ち寄り話し合います。現代美術におけるこれらの実践は、状況に応じた変化を繰り返しながら、活動の形態や拠点を調整していくため、その全体像を捉えたり追跡したりするのが難しい場合も少なくありません。協調的な態度のもとで、意思決定とオペレーションが同時進行することにより、物理的にも人的にも全容を把握しづらくなる一方、「出入り自由」で、多孔的かつ流動的な活動のあり方が、むしろ持続可能性を支えているケースも見られます。

本プログラムでは、各地でこうした実践を続けているアーティスト・コレクティブや市民の集い、そしてその活動のアーカイブに携わる方々をお招きします。これらのアプローチがどのように形づくられ、どのように続き、延いてはアジアのアートのエコシステムにどのような影響を与え得るのかについて、参加者の皆さんとともに知り、考え、対話を深めていきます。

本プログラムは、文化庁が主導する国際的なネットワーキングの場「Asia Art Roundtable」のパイロットプログラムとして開催されます。同ラウンドテーブルでは、コミュニティに根ざした協働的な実践に関心を寄せるキュレーターたちが、既存の制度の枠をこえたアプローチについて意見交換を重ねてきました。本プログラムのタイトルは、アーティストのシュシ・スライマンとの対話と同氏が提唱したスローなキュレ―ティング実践の概念に対するリスペクトを込めて名付けたものです。さらに、日本語の「お蔵出し」に掛けて解釈することも出来るでしょう。ラウンドテーブルを通して行われてきた対話を社会にひらく機会となることを目指します。

【講演】
*スザンナ・チュン(アジア・アート・アーカイブ スペシャル・イニチアチブおよびラーニング&パーティシペーション部門代表)
水戸芸術館現代美術ギャラリーボランティア
*石田喜美(横浜国立大学・准教授)
リンダ・ライ[黎肖嫻](リサーチャー/アーティスト/キュレーター/フローティング・プロジェクツ創設者)
リャン・ジャンファ[梁健华](アーティスト、前台osfディレクター)
*オンラインでの登壇およびQ&A

【企画】
レオンハルト・バルトロメウス(山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター)
徐詩雨(インディペンデントキュレーター/リサーチャー/ライター)
ヒュン・オア(国立現代美術館(韓国)キュレーター)
李佳(インディペンデントキュレーター)
堤拓也(山中suplex共同プログラムディレクター/京都芸術大学 ICA京都プログラムディレクター)
後藤桜子(水戸芸術館現代美術センター学芸員)

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