
| 「潜界隈」 | |
| 会期 | 2025年12月17日(水) – 12月21日(日) |
|---|---|
| 会場 | Art Center NEW [MAP] |
| 住所 | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい5-1 新高島駅 地下1F |
| 開館時間 | 12:00–20:00 |
| 休館日 | なし |
| 観覧料 | 一般1,000円、大学生800円、高校生以下無料、障がい者手帳提示で同伴者1名まで無料 |
| キュレーター | 方彥翔 |
| 出展作家 | 程仁珮、邱俊達、方彥翔、濵田明李、花崎草、黃建樺、林正偉、崔綵珊 |
| URL | https:/ |
本展『潜界隈(せんかいわい)』は、台湾のアート・コレクティヴ「2041」によって企画されたプロジェクトであり、異なる界隈をつなぎ、そこに刹那のコミュニティを立ち上げ、都市の生活や行動を基にしながら展開していく芸術的な試みであります。展覧やパフォーマンス、アクション、ワークショップなど多様な形式を通じ、「未来へ向かうコミュニティ」の可能性を探っていきます。
本企画の核にあるのは、日本語の「界隈」という概念です。もともとは地理的な区域や社会・文化的な範囲を示す言葉でしたが、時代とともにより抽象的な意味へと広がり、流動し交差する文化的ネットワークを指すようになりました。界隈は物理的な境界を超え、理念・感情・行為を共有する集合体へと拡張され、潜在的・一時的・即興的で、柔軟かつ変容し続ける場でもあります。
本プロジェクトでは、この界隈を「無形で流動する空間」として捉え、参加型の実践や関係性を重視したアプローチや都市観察に基づく行動を通して、一時的な集いを生み出します。経験の共有や感情的なつながり、共創のプロセスによって、日常にある現実を相互探求・対話・再構築の場へと変換しようとするものです。また、現代社会に広がるパラソーシャル(片方向的な関係性)の文化の中で、「潜界隈」から生まれる新たな反脆弱性の可能性を開くことを目指しています。
(キュレーター、方彥翔)
本企画の核にあるのは、日本語の「界隈」という概念です。もともとは地理的な区域や社会・文化的な範囲を示す言葉でしたが、時代とともにより抽象的な意味へと広がり、流動し交差する文化的ネットワークを指すようになりました。界隈は物理的な境界を超え、理念・感情・行為を共有する集合体へと拡張され、潜在的・一時的・即興的で、柔軟かつ変容し続ける場でもあります。
本プロジェクトでは、この界隈を「無形で流動する空間」として捉え、参加型の実践や関係性を重視したアプローチや都市観察に基づく行動を通して、一時的な集いを生み出します。経験の共有や感情的なつながり、共創のプロセスによって、日常にある現実を相互探求・対話・再構築の場へと変換しようとするものです。また、現代社会に広がるパラソーシャル(片方向的な関係性)の文化の中で、「潜界隈」から生まれる新たな反脆弱性の可能性を開くことを目指しています。
(キュレーター、方彥翔)
