ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ《Phantom Garden》2024-2025年、スチール、サイズ可変 ©Moon Kyungwon & Jeon Joonho
ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ「News from Nowhere : Laboratory of Spring and Autumn Collection」
2025年11月5日(水)–2026年1月31日(土)
SCAI THE BATHHOUSE
https://www.scaithebathhouse.com/
開廊時間:12:00–18:00
休廊日:日、月、祝(ただし、11/9は開廊)、年末年始(12/20–1/12)
展覧会URL:https://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2025/11/moon_kyungwon_jeon_joonho_news_from_nowhere_laboratory_of_spring_and_autumn_collection/
ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ「Dialogue Manual」
2025年11月5日(水)–12月19日(金)
SCAI PIRAMIDE
開廊時間:12:00–18:00
休廊日:日、月、水、祝(ただし、11/5は開廊)
https://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2025/11/moon_kyungwon_jeon_joonho_dialogue_manual/
SCAI THE BATHHOUSEでは、ヴェネツィア・ビエンナーレの韓国館での展示経験や韓国美術家賞受賞など、韓国現代美術を代表するアーティスト・デュオとして国際的に活動するムン・キョンウォン&チョン・ジュンホの個展「News from Nowhere : Laboratory of Spring and Autumn Collection」(会場:SCAI THE BATHHOUSE)および「Dialogue Manual」(会場:SCAI PIRAMIDE)を開催する。
ムン・キョンウォン(1969年ソウル生まれ)&チョン・ジュンホ(1969年プサン生まれ)は、それぞれが絵画と実験映画、彫刻とインスタレーションの制作に取り組むなか、2009年から学際的プロジェクト「News from Nowhere」を立ち上げ、共同制作を開始。急速に変化する現代社会におけるアートの役割、政治的・経済的矛盾、歴史的対立、気候変動など人類が直面する課題を探求してきた。主な展覧会に「News from Nowhere」の初の発表の場となったドクメンタ13(2012)をはじめ、第9回光州ビエンナーレ(2012)、個展「NEWS FROM NOWHERE」(シカゴ美術館附属美術大学ルイス・サリヴァンギャラリー、2013)、第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ韓国館(2015)、個展「NEWS FROM NOWHERE」(ミグロ現代美術館、チューリッヒ、2015)、個展「NEWS FROM NOWHERE」(テート・リバプール、2018–2019)、個展「FREEDOM VILLAGE」(韓国国立現代美術館、ソウル、2021–2022)、個展「Weather Station」(アートソンジェ・センター、ソウル、2022)、個展「どこにもない場所のこと(News from Nowhere)」(金沢21世紀美術館、2022)などがある。
2009年にチョン・ジュンホ個人の展覧会、2017年にデュオでの展覧会を開催してきたきたSCAI THE BATHHOUSEでは、今回、映像インスタレーション《Phantom Garden》(2024–2025)、アルミニウムで型をとったインスタレーション《Prosperos Botanica》(2025)に新作を加えた展覧会「News from Nowhere: Laboratory of Spring and Autumn Collection」を谷中のSCAI THE BATHHOUSE、ムンとチョンそれぞれの個人制作を発表する「Dialogue Manual」を六本木のSCAI PIRAMIDEにて同時開催する。公式ウェブサイトには、映像メディア学研究者の馬定延による寄稿「失われた季節を求めて」が掲載されている。
