あざみ野コンテンポラリーvol.16 庄司朝美 トビリシより愛を込めて

日程|2025年10月11日(土)~11月3日(月・祝)

時    間|11:00~18:00

休館日|10月27日(月)

会 場|展示室1F

料    金| 一般500円 20歳未満および学生・65歳以上無料(該当の方は入場の際に学生証・身分証等をご提示ください)

*各種障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料(ミライロID可)
*10月25日、26日(アートフォーラムあざみ野開館20周年)は入場無料
*教育機関、福祉施設関係者の引率、下見は無料(要事前予約)

主催|横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
公益財団法人東急財団

助成|芸術文化振興基金


横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区)では、2025 年 10 月 11 日(土)~11 月 3 日(月・祝)の23 日間、様々なジャンルのアーティストが行っている表現活動に目を向けたシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」第 16 回として、 画家・庄司朝美による個展を開催します。

「Window Painting」シリーズより 2022-2023 年

本展は、2020 年に「令和2年度五島記念文化賞」美術新人賞を受賞し、ジョージア各地での滞在を経て制作された、新作の大型カンヴァス作品、版画、写真、映像インスタレーションを含む約 80 点の作品群による成果発表となります。かつて旧ソ連構成国の一つだったコーカサス地方の国ジョージアで、 庄司が真摯に見つめた、国家、人種、民族、アイデンティティ、人々の日常生活の断片が凝縮された作品をご覧いただくことができます。 ジョージアを旅するように展示室を巡りながら、作品を味わってください。

 

 


■見どころ

・国内外での個展、グループ展への参加が相次ぐ、注目の画家・庄司朝美の海外研修の成果と現在地に触れる展覧会。

・新作の大型カンヴァス作品、版画、写真、映像インスタレーションを含む約 80 点から構成。

・庄司朝美がジョージア滞在中に記した連載「トビリシより愛を込めて」(ウェブ版「美術手帖」)を展示空間において立体的に表現。現地から日本へ宛てた手紙、立体作品を含むインスタレーションも。


■関連イベント

ACT Vol.7
「ACT Vol.7『複数形の身体』」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、2025)より
撮影:髙橋健治 画像提供:Tokyo Arts and Space

アーティストトーク

出品作家・庄司朝美が、展覧会「トビリシより愛を込めて」のコンセプトや出品作の背景となる2022年から2023年まで1年にわたって過ごしたコーカサス地方の国、ジョージアでの滞在生活、創作の原点について語ります。

出演|庄司朝美(出品作家)
日時|10月11日(土)15:00-16:00
会場|3Fアトリエ
定員|40名(先着順、当日11:00より展示室1受付で整理券配付)
料金|無料(要展覧会入場券)

ACT Vol.7
「Window Painting」シリーズより2022-2023年

庄司朝美展 鑑賞+ワークショップ
「窓ごしスケッチ -ガラスに描き、うつしとる絵」

作品を、みんなでお話ししながら巡ります。展覧会担当学芸員によるお話を聞ける時間もあります。作品を鑑賞したあとは出品作品の「窓ガラスに描かれた絵」をヒントに、3階アトリエの大きなガラス窓にお気に入りの風景を思い浮かべな がら、絵の具で絵を描き、紙に転写します。転写で裏返った絵から、また違うイメージが浮かんでくるかもしれません。

日時|10月18日(土) ①11:00-12:30 ②14:00-15:30
会場|展示室1、3階アトリエ 【集合場所:展示室1入口】
対象|小学3年生以上 各回8名(要事前申込、先着順)
料金|一般 1,500円
小学3年生以上20歳未満および学生、65歳以上 1,000円

ご希望の時間帯にお申込みください。

①11:00-12:30
②14:00-15:30
ACT Vol.7
岩淵貞也氏

対談

2022年4月1日から「美術手帖」に毎月寄稿された「トビリシより愛を込めて」(全13回)は、海外研修の地ジョージアから、現地で撮影した写真と共にその時々の作家自身の言葉が投稿され、読者に届けられました。連載を見守ってきた「美術手帖」総編集長の岩渕貞哉さんをゲストに迎え、2025年7月に個展開催のため再びジョージアへ渡航した出品作家の最新レポートを交えたトークイベントを開催します。

出演|庄司朝美(出品作家)、岩渕貞哉(「美術手帖」総編集長)
日時|10月25日(土)15:00-16:30
会場|3Fアトリエ
定員|40名(要事前申込、先着順)
料金|500円

ACT Vol.7

担当学芸員によるギャラリートーク

本展を企画した担当学芸員が展示室1を参加者の皆さんと一緒にまわりながら、出品作についてお話しします。より作品を楽しむための鑑賞のヒントとしてお役立てください。

日時|10月26日(日)15:00-15:30
会場|展示室1(集合は展示室1受付前)
事前申込不要、参加無料、当日は開館20周年につき入場無料

ACT Vol.7
By Niko Pirosmani – www.pirosmani.org, Public Domain

庄司朝美とジョージアのスプラを体験!

スプラ(supra)とは、もともと「テーブルクロス」を表す言葉で、ジョージアの宴会を指します。宴ではタマダ(tamada)を中心に、皆で長寿や平和を願って乾杯します。本イベントでは、出品作家の庄司朝美がスプラの仕切り役・タマダをつとめます。ジョージア文化を代表するスプラに欠かせないワインと料理(軽食)を楽しみながら、庄司による海外研修での体験談に耳を傾ける特別なひと時です。

タマダ|庄司朝美(出品作家)
日時|11月1日(土)15:00-17:00
会場|3Fアトリエ
対象・定員|20歳以上・20名(要事前申込、先着順)
料金|3,000円(軽食・ジョージア産ワイン付き)


■アーティスト

庄司朝美

しょうじ あさみ

1988年 福島生まれ、東京在住。大阪、青森、東京にて育つ。

2012年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究領域修了

【近年の主な展覧会】

  • 2025年
    「栄養、幽霊のために」LC Queisser(トビリシ、ジョージア)
    「花の瞬間」LINSEED(上海)
    ACT Vol.7「複数形の身体」トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京)
  • 2024年
    MOTアニュアル2024「こうふくのしま」東京都現代美術館(東京)
  • 2023年
    「10月、から騒ぎ」Semiose(パリ)
    「よそ者の話」LINSEEDより Independent Art Fair(ニューヨーク)
    「足のない歩行」gallery21yo-j(東京)

【受賞】

  • 2020年 「令和2年度五島記念文化賞」美術新人賞
  • 2019年 (公財)SOMPO美術財団「FACE2019」 グランプリ
  • 2015年 「トーキョーワンダーウォール2015」トーキョーワンダーウォール賞
    「第一回宮本三郎記念 デッサン大賞」審査員賞

 


【お問合わせ】

横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野 内
Tel. 045-910-5656 Fax. 045-910-5674

 

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