現代美術に魅せられて-原俊夫による原美術館コレクション展 @ 原美術館

2017年12月20日

草間彌生「自己消滅」1980年 ミクストメディア サイズ可変 ©Yayoi Kusama

現代美術に魅せられて-原俊夫による原美術館コレクション展
2018年1月6日(土)-6月3日(日)
前期:2018年1月6日(土)-3月11日(日)
後期:2018年3月21日(水・祝)-6月3日(日)
原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/
(ART iT内URL:http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/
開館時間:11:00-17:00(祝日を除く水曜は20:00まで)入館は閉館30分前まで
休館日:月曜(祝日にあたる1/8、2/12、4/30開館)、展示替え休館(3/12-3/20)、5/1


原美術館では、創立者・現館長の原俊夫がひとつひとつ丹念に収集してきた所蔵作品約1000点の中から、自らが選びキュレーションを手がけたコレクション展『現代美術に魅せられて-原俊夫による原美術館コレクション展』を開催する。

原俊夫(1935年東京生まれ)は、1979年に日本における現代美術専門館の草分けとして、原美術館を設立し、同館長に就任。同館常設作品の「ゼロの空間」(1981)で知られるジャン=ピエール・レイノーの「十字架」(1972)と「試験管II」(1978)の収集をはじめ、可能な限りアトリエや自宅を訪ねて作家と会い、表現者が何を想い制作に至るか、作品を観るだけでなく直接話を聞くことで学ぶという態度で自身のコレクションを築いてきた。88年には群馬県渋川にハラ ミュージアム アークを別館として開館。これまでに、ニューヨーク近代美術館国際評議委員会副会長、ホノルル ミュージアム オブ アート名誉理事、公益財団法人日本博物館協会参与などを歴任。2017年フランス共和国レジオン ドヌール勲章オフィシエほか、受章多数。原美術館は現・公益財団法人アルカンシエール美術財団を母体に、現代美術を通じた国際交流の推進と現代美術の活性化、アーティストの支援の場として活動を続けている。




李禹煥「線より」1979年 カンヴァスに顔料 181x227 cm ©Lee Ufan


約40年にわたる原美術館の活動の一端を前後期の二期制で紹介する本展。前期は1970年代後半より80年代前半までの初期収蔵作品を中心とした構成で、ジャクソン ポロックやマーク ロスコから、ロバート ラウシェンバーグ、ジャスパー ジョーンズ、アンディ ウォーホル、ロイ リキテンシュタインといった戦後アメリカ美術、ジャン デュビュッフェ、カレル アペル、アルマン、セザール、ジャン ディンゲリーといったヨーロッパの作家の作品を出品する。そのほか、戦後日本美術を牽引した今井俊満、河原温、工藤哲巳、宮脇愛子から、草間彌生、篠原有司男、杉本博司、李禹煥など。さらに、ナム ジュン パイクや艾未未の作品も出品。

後期は企画展の開催などをきっかけに収蔵してきた作品を中心に紹介。安藤正子、荒木経惟、ヤン ファーブル、加藤泉、ウィリアム ケントリッジ、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック シディベ、杉本博司、束芋、ミカリーン トーマス、アドリアナ ヴァレジョン、やなぎみわなどの作品の出品を予定している。




加藤泉「無題」2007年 木、アクリル絵具、木炭、シリコン、椅子 95 x 65 x 45.5 cm ©Izumi Kato


ミカリーン トーマス「Mama Bush : One of a Kind Two」2009年 パネルにラインストーン、アクリル絵の具、エナメル塗料 274.3x365.8x5.1 cm ©Mickalene Thomas


日本に現代美術館を作ろうと40歳で思い立ち、作品の収集を始めた。それからは可能な限りアトリエや自宅を訪ねて作家と会い、海外にも赴いた。表現者が何を想い制作に至るか、作品を観るだけでなく直接話を聞くことで学び、私は自分の目でコレクションを築いてきた。この姿勢は現在まで貫いている。美術館の顔であるコレクションは、私の挑戦の軌跡でもある。ふと、自身の采配で展示したいという思いに駆られ、展覧会をキュレーションしてみることにした。とはいえ1000点以上の作品から選ぶのは容易ではない。前期と後期に分け、前期は母体となるアルカンシエール美術財団を設立した1977年から美術館を開館して間もない1980年代前半までの収集作品を中心に、後期は美術館の活動を通して出会い購入した作品群で構成する。(原俊夫、原美術館館長)




篠原有司男「モーターサイクルママ」1980年 カードボード、アクリル絵具、ポリエステル樹脂 117x130x66 cm ©Ushio Shinohara


関連イベント(2018年1月18日加筆)
アーティストトーク 杉本博司
2018年2月3日(土)14:00-15:30(開場:13:30)
会場:原美術館ザ・ホール
参加費:1,000円(入館料別)
※予約制(先着順)1月20日(土)11:00よりEmailにて受付開始。
Email:event@haramuseum.or.jp
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