OS-XX -都市未来のオペレーション・システムへの序章- @ トーキョーワンダーサイト本郷

OS-XX -都市未来のオペレーション・システムへの序章-
第1期:2015年8月8日(土)-9月23日(水、祝)
第2期:2015年10月3日(土)-11月8日(日)
トーキョーワンダーサイト本郷
http://www.tokyo-ws.org/hongo/
開館時間:11:00-19:00
休館日:月(ただし、9/21、10/12は開館)、9/24-10/2、10/13

トーキョーワンダーサイト本郷では、都市における「基本ソフト(OS)」について検証し、歴史的背景を踏まえながら、東京の未来、都市の未来について考察する企画展『OS-XX -都市未来のオペレーション・システムへの序章』を全2期にわたって開催する。

本展は、各階によって重なりつつも異なるテーマを設定している。「都市OSとしての文化イベント」をテーマとする1階では、国際的な文化イベントがもたらす都市への影響を考察するため、会期を通じて、海外でのリサーチを踏まえた九冨美香の最新の研究を紹介。第2期には、さまざまに展開される(文化)事業とそれに伴う社会環境の変化をベースに自由参加で発話のできる場を、田中功起が「基礎芸術」と共同で企画する。

2階では「都市OSとしてのメディアとデザイン」をテーマに、環境の分析を通じて、メディアやデザインを通じた社会への提言や関わり方を探る。第1期は、オキュパイ・ウォールストリートの火付け役としても知られる雑誌「アドバスターズ」のデザイナー、ペドロ・イノウエが、TWSレジデンスをきっかけに制作した作品を展示。第2期は研究プラットフォーム「T-ADS」を設立し、建築の新しいメソドロジーを探求する東京大学小渕祐介研究室の活動を紹介する。

そして、最上階の3階では「都市0Sとしてのアート」をテーマに、第1期は照屋勇賢の新作とジャン=フランソワ・プロストのプロジェクト、第2期は、ジョン・N・ボーン(SCI-Arc南カリフォルニア建築大学)による展示を予定しており、これらの作品を通じて、アートが未来をどのように切り開くのかを想像する。

また、中2階の交流室では、ブックディレクターの幅允孝のディレクションにより、都市の未来を考えるための「これまでの生活と、これからの生活」をテーマとした本を揃えた「本の純喫茶」が開店する。各会期の初日にはオープニング・トークを開催。そのほか、双方向ダイアローグのイベントも予定している。

参加者:
第1期|照屋勇賢、ペドロ・イノウエ、ジャン=フランソワ・プロスト
第2期|田中功起、東京大学小渕祐介研究室、ジョン・N・ボーン(予定)
通期|九冨美香、幅允孝

関連イベント
オープニング・トーク
第1期:2015年8月8日(土)15:00-17:00
第2期:2015年10月3日(土)15:00-17:00
会場:トーキョーワンダーサイト本郷


Above: Adbusters Media Foundation/Pedro Inoue Billion People March Poster (2015).Below: Yuken Teruya Asian Money (Front)/(Back) Edition: 100, (2006) Courtesy of Asia Society and Singapore Tyler Print Institute (STPI)

OS-XX -都市未来のオペレーション・システムへの序章-
第2期:2015年10月3日(土)-11月8日(日)
トーキョーワンダーサイト本郷
http://www.tokyo-ws.org/hongo/
開館時間:11:00-19:00
休館日:月(ただし、10/12は開館)、10/13

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