宮島達男『Time Train』展 Sixで開催

2010年11月3日から、大阪・心斎橋のSixにて宮島達男の個展『Time Train』が開催される。


宮島達男「Time Train」(2008) Photo courtesy Six.

コム デ ギャルソンが大阪に構えるアートスペースSixは2009年の夏にオープン。「第6感」などの言葉があるとおり、「6 = Six」をシュールレアリスティックなセンス、あるいは現実的に表現できない感覚「flair」の同義語と捉え、本スペースのコンセプトとしている。こうした感覚領域を中心とした川久保玲とアーティストとのコラボレーションによる展覧会を開催している。

これまでの展覧会は草間彌生『Propagating Room』(2009年8月8日–11月27日)、横尾忠則『Pink Girl』(2010年1月16日–4月4日)、森山大道『Northern』(2010年4月24日–7月25日)、デヴィッド・リンチ『Darkened Room』(2010年8月7日–10月9日)。

次回展の宮島達男『Time Train』では、1932年から1945年までの間、実際にドイツで走行していた列車のモデルに青く明滅するLEDを搭載したインスタレーション作品「Time Train」を展示する。ドイツのレックリングハウゼン美術館で開催された個展『Time Train』(2008)へ出品した作品で、日本国内では初めての展示となる。

宮島達男『Time Train』の会期は12月29日まで。

(文中敬称略)

宮島達男『Time Train』
会場: Six
会期: 2010年11月3日(水)– 12月29日(水)

Six
大阪市中央区南船場3-12-22 心斎橋フジビル2F
TEL 06-6258-3315
12:00–19:00 月曜休(祝日の場合は開館)

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