宮坂了作《ART》制作風景 2025年
越後妻有MonET 連続企画展Vol.10
宮坂了作 ART 75歳
2026年4月11日(土)–6月14日(日)
越後妻有里山現代美術館 MonET
https://www.echigo-tsumari.jp/
開館時間:10:00–17:00 入館は閉館30分前まで
休館日:火、水(ただし、4/29、5/5、5/6は開館)、5/7
ゲストキュレーター:椹木野衣(美術批評家)
展覧会URL:https://www.echigo-tsumari.jp/event/20260411-0614/
越後妻有里山現代美術館 MonETでは、2023年から取り組むゲストキュレーターによる連続企画展の10回目として、美術批評家の椹木野衣による宮坂了作の個展「宮坂了作 ART 75歳」を開催する。
宮坂了作(1950年長野県生まれ)は、1971年に高松次郎塾に第一期生として入塾、翌年にカリフォルニア芸術大学(Cal Arts)に留学し、「ハプニング」の提唱者であるアラン・カプローに師事。1974年に帰国して以降は、郷里で農業に従事する傍ら不動産業を営み、農業委員、木遣等伝統文化の継承など地域の活動にも熱心に取り組みながら創作活動を続けている。留学中にカプローより自らの原点を問われ、諏訪市の米農家に生まれた自分にとって、それは「農業」にあると思い至り、同年焼畑農業の手法で大自然の循環を示した《A・ファイヤーフェスティバル》を試みた。帰国後は高度に応じて大地の色を塗り分けた地図の絵画を数多く手がけ、近年は文字の形に植物を育て、食べる《植物文字》シリーズなども展開している。主な展覧会に「在る表現-その文脈と諏訪 松澤宥・辰野登恵子・宮坂了作・根岸芳郎」(茅野市美術館、2016)、「天竜川に水を注ぐ」(中川村アンフォルメル美術館、2022)、「ハプニング 再制作 宮坂了作 74歳 肉体」(松本アートセンター、2024)、「信州から考える 絵画表現の50年」(長野県立美術館、2025)など。
宮坂了作《地図(始まり)》1975年
75歳にして制作拠点を置く長野県外では初の大規模個展となる本展では、未公開作品を含む初期の《地図の絵画》や近年の《植物文字》に加え、昨年、越後妻有において田植えと稲刈りの時期に描かれた新作を公開。ゲストキュレーターを務める椹木野衣は、「宮坂の美術家としての活動は一貫して、「Art(美術)」と「Agriculture(農業)」のふたつの「A」を「Revolutionary(価値転換的)」に結びつける「Techne(技術)」からなっており、その意味で私たちの「ART」をめぐる価値観に新たな転換をもたらすもの」と語る。
なお、4月25日より「2026年の越後妻有」も開催。作品公開スケジュールやチケット情報も発表されている。
宮坂了作《植物文字》1922年
関連イベント
アーティストギャラリートーク
2026年4月11日(土)13:00–
出演:宮坂了作、椹木野衣
会場:越後妻有里山現代美術館 MonET 企画展示室
料金:無料(別途入館料が必要)
https://monet20260411.peatix.com/view
育てて食べるワークショップ「みんなで種をまこう」
2026年5月9日(土)13:00–
会場:越後妻有里山現代美術館 MonET周辺
料金:無料
https://monet20260509.peatix.com/view
育てて食べるワークショップ「みんなで地球を食べよう」
2026年6月13日(土)13:00–
会場:越後妻有里山現代美術館 MonET 回廊コミュニティスペース
料金:無料(別途入館料が必要)
https://monet20260613.peatix.com/view
