久門剛史 らせんの練習 【豊田市美術館】3/20 – 9/22(会期延長!)

2020年3月20日[金・祝]− 6月21日[日] 豊田市美術館

会期延長:7月18日[土]−9月22日[火・祝]

開館時間 :午前10時 − 午後5時30分(入場は午後5時まで)

休館日:月曜日、ただし8月10日、9月21日[月・祝]は開館

*6月22日−7月17日は全館休館です。

主催:豊田市美術館 共催:中日新聞社

観覧料: 一般:1,000円(800円)、高校・大学生:800円(600円)、中学生以下無料( )内は前売り及び20名以上の団体料金

 

Quantize#7 2020年 撮影:来田猛

新進作家、久門剛史(1981年京都府生まれ)による国内初の大規模な個展を開催します。
久門は、身の回りの現象や特定の場所がもつ記憶、歴史的事象を採取し、それらを音や光、立体などの断片をもちいて観る者の身体感覚を静かに、強く揺さぶる空間を創り出します。私たちの知覚を研ぎ澄ますように促し、モノに潜在する「永遠性」と「唯一性」についてメタフォリカルに問いかける作品は、国内外で高く評価されています。

本展で久門は、豊田市美術館の4つの展示室からなる延べ約1,000㎡の個性的な空間を使い、それぞれの場に呼応する新作インスタレーションを展開します。

展覧会タイトルは「らせんの練習」。真上から見て円であると認識していたものが、視点を変えて彫刻的に見たとき、はじめて螺旋だと気づく。そうした観る人それぞれの時間と空間の発見や新しい知覚の拡張につながる体験を、まさに螺旋の構造をなぞるように展示室が配置されている豊田市美術館の建築空間の中で実感できる、豊かな展観を目指します。

社会が混沌としている状況の中でも、物事を美しいと思える態度を揺るぎなく示し続けてきた久門剛史の芸術世界を、是非ご覧ください。

劇場作品『らせんの練習』2019年 ロームシアター京都 撮影:来田猛

Copyrighted Image