<特別展>インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史

マーク・フォスター・ゲージ《ヘルシンキ・グッゲンハイム美術館》CG映像|2014|映像提供:マーク・フォスター・ゲージ・アーキテクツ

アンビルト/未完の建築から、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望する

建築の歴史を振り返ってみると、完成に至らなかった優れた構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイデアが数多く存在しています。未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制度によって実施できなかった建築、実現よりも既存の制約に対して批評精神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、20世紀以降、国内外を含む約40名の建築家・美術家が手がけた未完の建築プロジェクトに着目し、図面、模型、映像、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。

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会期:2019年9月18日(水)-12月8日(日)
開館時間:10:00-17:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜(9/23、10/14、11/4は除く)、9/24(火)、10/15(火)、11/5(火)
観覧料:一般1,200(1,000)円、大学生900(700)円、
高校生・65歳以上600(500)円、中学生以下無料
※( )内は前売り及び30名以上の団体料金、11月3日(日・祝)は全館無料
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ヤーコフ・チェルニホフ『建築ファンタジー 101のカラー・コンポジション、101の建築小図』より挿図|1933|個人蔵
村田豊《ソビエト青少年スポーツ施設》模型写真|1972頃|村田あが蔵|協力:文化庁国立近現代建築資料館
会田誠《シン日本橋》 クレヨン、アクリル絵具、紙|2018-2019|作家蔵|©AIDA Makoto / Courtesy of Mizuma Art Gallery

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