福島アートアニュアル2026 世界 ⇆ わたし 庄司朝美/髙木優希 @ 福島県立美術館

 

福島アートアニュアル2026 世界 ⇆ わたし 庄司朝美/髙木優希
2026年6月2日(火)-7月5日(日)
福島県立美術館
https://art-museum.fcs.ed.jp/
開館時間:9:30–17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:月
展覧会URL:https://art-museum.fcs.ed.jp/exhibition/upcoming

 

福島県立美術館では、福島県出身または同県に縁のある作家を紹介するシリーズ企画「福島アートアニュアル」の第5回として「世界 ⇆ わたし 庄司朝美/髙木優希」を開催する。

庄司朝美(1988年福島県生まれ)は、半透明のアクリル板や近年ではカンヴァスを支持体に、絵の具を置いては拭き取るという行為を重ねて絵画を制作している。2012年に多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究領域を修了。近年の主な展覧会に、「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」(森美術館、東京、2025-2026)、個展「あざみ野コンテンポラリーvol.16「庄司朝美 トビリシより愛を込めて」」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2025)、個展「栄養、幽霊のために」(LC Queisser、トビリシ、2025)、「MOTアニュアル2024 こうふくのしま」(東京都現代美術館、2024)などがある。2020年に五島記念文化賞美術新人賞を受賞し、2022年にジョージアにて1年間在外研修を行なった。

髙木優希(1994年福島県生まれ)は、他者の部屋の写真をもとに模型を制作し、それを撮影した写真を絵画として描き換える手法で作品を発表してきた。2024年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了。近年の主な展覧会に、個展「静かな誤訳」(ARTDYNE、東京、2025)、「VOCA展2025 現代美術の展望 —新しい平面の作家たち—」(上野の森美術館、東京)、「INNOCENT ROOMS」(ギャラリー・アートアンリミテッド、東京、2023)、個展「あの日のすみか」(MEDEL GALLERY SHU、東京、2020)などがある。「VOCA展2025」に出品した《Room》は大原美術館賞に選ばれた。

 

庄司朝美《25.6.19》2025年 個人蔵
髙木優希《Room》2024年 公益財団法人大原芸術財団 大原美術館蔵

 

庄司は身体の動きや絵の具の流れによって偶然生まれた形をもとに描き、髙木は特定の個人の私室の写真からマケットを作り、光を設定して撮影したマケットの写真をもとに絵画を制作してきた。現実とも虚構ともつかない世界を立ち上げるふたりの表現は、「描くこと」や「見ること」にあらためて目を向ける機会となる。

 

関連イベント
出品作家によるギャラリートーク
2026年6月6日(土)14:00–15:00
会場:福島県立美術館 企画展示室
※申込不要、要観覧券

 

庄司朝美《19.9.3》2019年 撮影:加藤健 個人蔵
髙木優希《Room》2022年 個人蔵

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