企画展「三村則子回顧展 ―夫・昌哲と二人三脚で育てた世界ー」@ 高松市塩江美術館

企画展「三村則子回顧展 ―夫・昌哲と二人三脚で育てた世界ー」
会期2026年4月18日(土) – 5月24日(日)
開催中
会場高松市塩江美術館 企画展示室
住所〒761-1611
香川県高松市塩江町安原上602 [MAP]
開館時間9:00–17:00(入室は16:30まで)
休館日月(ただし、5/4は開館)5/7
観覧料一般 300円、大学生 150円
※常設展観覧料含む/団体は20名以上2割引
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障害者手帳等の所持者、高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生は無料
URLhttps://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/shionoe/index.html
型絵染作家・三村則子(1936-2018)は、油絵制作に励んでいた学生時代、型絵染に出会いました。芹沢銈介(1895-1984)にはじまる型絵染は、沖縄に伝わる染色技法・紅型を基礎に、下絵、型彫り、染めの工程を一人の作家が一貫して行うことで、様式にとらわれない自由なデザインが可能になります。それまでの油絵制作で培ってきた素養も相まって独自の世界観を表現するに至った三村は、その後も高松市内の中学校で美術教師をしながら制作を続けました。

1990年、大病を患ってからは、自宅の庭や散歩途中の道端にある見慣れた草花がまるで造形を尽くした生命の塊のように目に映るように変化したと述べています。ごく身近にあった限りなく華やかな世界、その感動を多くの人々に伝えるべく、2018年に他界するまで、同じく芸術家で美術教師であった夫・昌哲と二人三脚で描き続けました。

本展では、日々の散歩の折々に心惹かれるままにスケッチした下絵をもとに作成した《豊穣》(1996年)や《瑶池(白蓮)》(2006年)を中心に約35点の作品を紹介します。作品の生み出す凛とした空気と、身近な草花が持つ生命の美しさをぜひご堪能ください。

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