秀島由己男展 ダークファンタジー/ミステリアス 水俣が生んだ異才 @ 熊本市現代美術館

秀島由己男展 ダークファンタジー/ミステリアス 水俣が生んだ異才
会期2026年4月18日(土) – 6月21日(日)
開催前
会場熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱ
住所〒860-0845
熊本県熊本市中央区上通町2-3 [MAP]
開館時間10:00–20:00(入場は19:30まで)
休館日火(ただし、5/5は開館)、5/7
観覧料一般 1,500円(1,300円)、シニア(65歳以上)1,200円(1,000円)、学生(高校生以上)1,000円(800円)、中学生以下 無料
※各種障害者手帳をご提示の方と付き添いの方1名無料(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)
※()内は前売/20名以上の団体/電車・バス1日乗車券、JAF会員証、緑のじゅうたんサポーター証/美術館友の会証をご提示の方
※うぇるかむパスポートをご提示の方は無料
※前売り券の販売は4月17日(金)まで
URLhttps://www.camk.jp/exhibition/hideshimayukio/
生きるために描いた日々、独学で極めた技術、唯一無二オリジナルであることへの追究

戦後日本版画の重要作家のひとり、熊本県水俣市出身の画家・版画家の秀島由己男(1934-2018)の、四半世紀ぶりの大回顧展を開催します。

貧しい家庭に生まれ、若くして両親を亡くし、中学卒業後は就職、ほぼ独学で絵画制作の技術を習得した秀島は、美術評論家の土方定一、洋画家の海老原喜之助、版画家の浜田知明、歌人の安永蕗子、詩人の高橋睦郎など一流の才能に認められ全国的に活躍しました。また、作家の石牟礼道子の著作の挿絵などを多く手掛け、世界観を深め合う関係でした。西洋古典絵画の高い技術に憧れ、亡くなる直前まで技術向上に熱心で、唯一無二であることを指針としていました。

秀島は、2018年に急逝し、未整理のまま残されたのは、およそ2200点の代表作とその原版、試作など未発表作品、制作のための資料、そして自己研鑽のため収集した美術・工芸コレクションでした。そのすべては、遺族により最期の居住地だった和水町に託され、2020年から5年間、当館のアドバイスと和水町との共同作業のもと調査を進めてきました。本展は、調査の成果をもとに1950年代~2010年代の秀島の画業の全貌を、和水町所蔵作品を中心に代表作・新発見の資料・未発表作品・美術コレクションを含む260点を超える出品点数で振り返ります。

また、本年は、作家デビューである初個展より60年、水俣病公式確認70年という節目でもあります。秀島の世界観を構成する一要素としての出身地・水俣についても考える機会となると幸いです。

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