
| Naomi Nakazato「Save points」 | |
| 会期 | 2026年3月13日(金) – 4月11日(土) 開催前8日後開催 |
|---|---|
| 会場 | LAID BUG |
| 住所 | 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町2-3 B1F [MAP] |
| 開館時間 | 13:00–20:00 オープニングレセプション:3月13日(金)17:00– |
| 休館日 | 日、月 |
| URL | https:/ |
日系アメリカ人のNaomi Nakazatoは、現在ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するアーティストです。これまで、Below Grand(2022 / ニューヨーク)、LVL3(2023 / シカゴ)、Zona Maco(2023 / メキシコシティ)、Olympia(2024 / ニューヨーク)にて作品を展示。アメリカを中心に、グループ展にも積極的に参加しています。
Naomiは作品制作を通じて、記憶と言語、そしてバイレイシャル(複数の人種的背景)としての経験から生じる複雑な視点を探求しています。あらゆるものを“情報の流れ”として扱い、切り分け、再結合することで、“らしく”見えるための前提を狂わせ、さまざまなメディウムを用いて別の見え方を提示。“本物らしさ”とは何か、“自分らしさ”とは何かを鑑賞者に訴えかけます。
日本初個展となる本展では、Naomiが2025年に日本を訪れ、熊野古道を巡っておこなった“二重の巡礼”――自らの足で歩く身体的な巡礼と、Googleストリートビューを介して辿る仮想的な巡礼――を起点に制作した作品を発表します。現地で撮影した写真と、Googleストリートビューのスクリーンショットを重ね合わせ、直接的な体験とメディアを介した観察との境界を意図的に曖昧化。さらに、QRコードやwhat3wordsなどの位置情報を識別するシステムを用い、物理的な地形とデジタルの地形を横断する中で、記憶がいかに構造化され、断片化され、不確かなものになっていくのかを考察します。
本展では、プリント作品に加え、熊野古道で出会った樹木から直接型取りされたシリコン・スキンを用いたライトボックス作品を展示します。タイトルが示す通り、各作品はゲームにおける「セーブポイント」のように、旅の途中で経験がいったん記録される地点として機能します。作品に圧縮されているのは、身体で触れた感覚、デジタルで切り取った視界、機械的に転写された痕跡といった「遭遇の手触り」です。こうして残されたイメージは、連続した記憶のアーカイブというよりも、あとから再び辿り直すためのチェックポイントの連なりとして立ち上がります。一見ドキュメンテーションに見える作品群は、むしろ、知覚がどこで立ち止まり、保存され、少しずれた位置から再開していくのかを示す「プロセスの記録」でもあります。
Naomiは作品制作を通じて、記憶と言語、そしてバイレイシャル(複数の人種的背景)としての経験から生じる複雑な視点を探求しています。あらゆるものを“情報の流れ”として扱い、切り分け、再結合することで、“らしく”見えるための前提を狂わせ、さまざまなメディウムを用いて別の見え方を提示。“本物らしさ”とは何か、“自分らしさ”とは何かを鑑賞者に訴えかけます。
日本初個展となる本展では、Naomiが2025年に日本を訪れ、熊野古道を巡っておこなった“二重の巡礼”――自らの足で歩く身体的な巡礼と、Googleストリートビューを介して辿る仮想的な巡礼――を起点に制作した作品を発表します。現地で撮影した写真と、Googleストリートビューのスクリーンショットを重ね合わせ、直接的な体験とメディアを介した観察との境界を意図的に曖昧化。さらに、QRコードやwhat3wordsなどの位置情報を識別するシステムを用い、物理的な地形とデジタルの地形を横断する中で、記憶がいかに構造化され、断片化され、不確かなものになっていくのかを考察します。
本展では、プリント作品に加え、熊野古道で出会った樹木から直接型取りされたシリコン・スキンを用いたライトボックス作品を展示します。タイトルが示す通り、各作品はゲームにおける「セーブポイント」のように、旅の途中で経験がいったん記録される地点として機能します。作品に圧縮されているのは、身体で触れた感覚、デジタルで切り取った視界、機械的に転写された痕跡といった「遭遇の手触り」です。こうして残されたイメージは、連続した記憶のアーカイブというよりも、あとから再び辿り直すためのチェックポイントの連なりとして立ち上がります。一見ドキュメンテーションに見える作品群は、むしろ、知覚がどこで立ち止まり、保存され、少しずれた位置から再開していくのかを示す「プロセスの記録」でもあります。
