松井冬子 下図展

12月4日(金)〜26日(土)
成山画廊(九段下)


「無傷の標本」大下図 2009年

幽霊画や腑分け図など美しくも凄みのあるモチーフを用いて、情念や痛みといった、身体と精神の結びつきを改めて考えさせるテーマを浮かび上がらせてきた女性日本画家。今回は、製作過程で描かれた「下絵」を集めて紹介する。森美術館で開催中の『医学と芸術展』に出展中の「無傷の標本」の下絵ほか、数点を展示。作家本人も「描き手のパーソナルスペースに大きくシンクロできる可能性を秘めてい る」と語る素描から、作品世界に触れられる機会とも言えそうだ。
※12月15日(火)には、画集特装版への作家サイン会を開催(詳しくは以下参照)。

詳細:http://www.gallery-naruyama.com/exhibition.html

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