スペシャルパフォーマンス『ベスティエール(Bestiaire)』 6/9(土)[原美術館]

―フィルム、カメラ、ダンス、サックスが織りなす5つのムーブメント―

原美術館とオール・ピスト東京2012がおくるスペシャルパフォーマンス『ベスティエール(Bestiaire)』は、マルシア ヴォッセン(ダンサー・演出家/パリ)、クリウィムバアニー(ダンスカンパニー/東京)、コンタクト・ゴンゾ(パフォーマンスグループ/大阪)、清水靖晃(サキソフォン奏者/神奈川)によるコラボレーション作品です。

フランスの映像作家、クリス マルケルが1990年から94年に制作した短編映像集『ベスティエール(動物詩集)』シリーズより、「音楽を聞く猫」、「Slon Tango(スロン・タンゴ)」、「Bullfight in Okinawa(ブル・ファイト・イン・オキナワ)」、「An Owl is an Owl is an Owl(アン・オウル・イズ・アン・オウル・イズ・アン・オウル)」の4作品の上映にあわせて繰り広げられるダンスとサックスの即興ライブ。一夜限りのスペシャルステージをお楽しみ下さい。


「音楽を聞く猫」


「Slon Tango(スロン・タンゴ)」
 
日時 2012年6月9日(土) 開演7:30 pm 美術館ドアオープン6:30 pm
    *開演前に展覧会「杉本博司 ハダカから被服へ」もご覧頂けます。
    *公演時間:約1時間

会場 原美術館中庭(野外)(荒天時は館内ザ・ホールにて開催)
    *公演開催場所(野外/室内)は、開催3日前にあたる6月6日(水)、
    天気予報によって決定し、当館ウェブサイト、携帯サイト、ブログ、ツイッターで発表します。

[6月8日(金)追記]
雨天時には室内開催とご案内しておりましたが、演出家の意向により、晴天・荒天いずれの場合も野外(中庭)で行います。オールスタンディング(立ち見)でのご鑑賞となります。

恐れ入りますが、雨天時には各自レインコートのご用意をお願いいたします。
(場内では、傘はご利用いただけません。)

また、寒さよけの上着、タオル等をご用意ください。
芝生の庭でご鑑賞いただくため、汚れても良い靴でのご参加をお薦めします。

【タイムテーブル】
18:30 開場
19:30 開演 
20:30 終演(予定)

*『ベスティエール』のチケットで当日に限り、「杉本博司 ハダカから被服へ」展もご覧頂けます。
(展示鑑賞が可能な時間 11:00~17:00、18:30~19:30)

*クロークをご用意しております。
*車いす、足の不自由な方は事前にご一報ください。
*上演時間は1時間程度を予定しております。
*料金は当日精算です(美術館受付にて、現金のみ)
*カフェカウンターでドリンクを販売いたします(展示室内への持込みはご遠慮ください。)
*お車でのご来場はご遠慮ください。当日駐車場はご利用頂けません。

定員 晴天時(中庭)~300名、荒天時(ザ・ホール)100名
    
料金
 一般3,500円、原美術館メンバーおよびご同伴者1名様まで3,000円(要予約)

チケットご予約 オール・ピスト東京 hara@horspistestokyo.com
*原美術館メンバーの皆様へ/ご予約は原美術館までお願いいたします。
Tel: 03-3445-0669 member@haramuseum.or.jp

交通案内
JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「五反田駅」行、「御殿山」停留所下車、徒歩3分。
*お車でのご来場はご遠慮ください。駐車場はご利用頂けません。

原美術館ウェブサイト http://www.haramuseum.or.jp
携帯サイト http://mobile.haramuseum.or.jp
ブログ https://www.art-it.asia/u/HaraMuseum
Twitter http://twitter.com/haramuseum

概要
『ベスティエール(Bestiaire)』
作・演出: マルシア ヴォッセン、エティエンヌ サンドラン、アントワーヌ ミズレ
原作: クリス マルケル 短編映像集『Bestiaire(ベスティエール)』
振付: マルシア ヴォッセン
構成・舞台: エティエンヌ サンドラン(ポンピドゥー センター ニューメディア部門キュレーター)、アントワーヌ ミズレ
出演: マルシア ヴォッセン、クリウィムバアニー、コンタクト・ゴンゾ
サキソフォン: 清水靖晃
映像: クリス マルケル


「Bullfight in Okinawa(ブル・ファイト・イン・オキナワ)」


「An Owl is an Owl is an Owl(アン・オウル・イズ・アン・オウル・イズ・アン・オウル)」
 
主催 原美術館、オール・ピスト東京2012
助成 ポーラ美術振興財団、公益財団法人朝日新聞文化財団

本イベントに関するお問い合わせ
原美術館 Tel: 03-3445-0651(代表)
オール・ピスト東京2012 hara@horspistestokyo.com http://www.horspistestokyo.com

マルシア ヴォッセン
パリ生まれ。5歳でダンスを始め、9歳よりパリ・オペラ座のルシアン ルグランにクラシック・バレエを師事。同時にジャン ドルシーの「ダンス・アンド・カルチャー・アソシエーション」にも参加。その他、ジネット バスチェンやリンダ ダイアモンド(マーサ グラハムとホゼ ライモンに師事)、トリューディー クレッセルなど様々な巨匠に学ぶ。旅行や多文化などへの強い関心から、ダンスでもジャズ、タップ、ブラジリアンなど、様々なテクニックを作品に取り入れている。画家、彫刻家、詩人、フォトグラファーなど幅広いジャンルのアーティストとのコラボレーション作品も多数発表している。http://www.maroussia-vossen.com

クリウィムバアニー
ダンスカンパニー。菅尾なぎさ主宰。ダンサーのみならず、小劇場界の女優陣などから絶品乙女を選りすぐり、2005年12月『愛妓ハンバーグ』にて、男性視点をベースとした”商品としての乙女”と同調し、かつ、相克するヲトメの性(さが)を描き出す。女体の動きを妄想的視点(=男子)およびラブリー視点(=女子)の両極から捉え、果てなく行き違う2つのベクトルの交錯点にある夢と現実と虚無をポップに描き、個々の女体独自の動きやしぐさ、毒味などをちりばめ、無防備に舞っては時にだらりとした空気感を醸し出す。”
http://www.crewimburnny.net

コンタクト・ゴンゾ
コンタクト・ゴンゾは、殴り合いのように見えたり、ダンスのように見えたりする、身体的な「接触」を表現する独特のパフォーマンスを展開する垣尾優と塚原悠也のユニット。公園や路上、森、核シェルター、地下街など、様々な空間でコンタクトインプロヴィゼーションの手法を用いた作品を発表している。そのスタイルは、時に「ロシアの合気道」とも評されている。http://contactgonzo.blogspot.fr

清水靖晃
作曲家・サキソフォン奏者。1978年にアルバムデビュー以降、総合的な音楽制作者として様々な領域で活動を展開。1990年代から「バッハ/サキソフォン/スペース」という清水独自コンセプトの下、バッハ「無伴奏チェロ組曲」をテナーサキソフォンの為に編曲・演奏するという試みに着手。この録音はアルバム『チェロ・スウィーツ』(1996、99年)に収録され、いわゆる「クラシック音楽」というジャンルの垣根を越えて高い評価を得る。近年では、5本のサキソフォンと4本のコントラバスの為に『ゴルトベルク変奏曲』を編曲し、2010年、東京で世界初演を迎える。2007年にはサックスクインテット「清水靖晃&サキソフォネッツ」による、清水作曲の五音音階作品を収めた『ペンタトニカ』をリリース。 また、自身の作品のみならず、映画、ビデオインスタレーションやコンテンポラリーダンスの音楽制作を手掛けるなど、他分野のアーティスト達とのコラボレーション活動を積極的に活動している。http://www.yasuaki-shimizu.com

クリス マルケル
1921年生まれ。映画作家、写真家、作家、アーティスト。1952年にアラン レネと知り合い、『彫像もまた死す』の共同監督をつとめる。その後、世界各地のドキュメンタリーを制作。全編をスチル写真で構成したSF短篇作品『ラ・ジュテ』(1962)は現在もカルト的人気を博す。日本を題材にした『サン・ソレイユ』、映画監督のドキュメンタリー『アレクサンドルの墓』といった映画から、マルチメディア・インスタレーション、小説やエッセイ、写真など、その活動は多岐に渡る。オール・ピスト東京2012では、6月3日、9日、10日に東京日仏学院でクリス マルケル作品を上映。

オール・ピスト東京2012とは
ポンピドゥー センターが2006年より毎年冬に開催している映像祭の日本版。フランスのスキー競技で“枠にとらわれず、自由に雪山を滑走する”種目を意味する『HORS PISTES(オール・ピスト)』と題するこのイベントは、普段鑑賞の機会が少ない短・中編映像作品の紹介を中心に、アーティストによるワークショップ、シンポジウムの開催などを通して、表現の多種多様性を知覚・共有する新しいタイプの複合的なコミュニケーションプログラムです。東京での開催は今回が二回目となります。http://www.horspistestokyo.com

関連ダンスワークショップ 開催概要
日時:2012年6月6日~8日
会場:Vacant
詳細はオール・ピスト東京2012ウェブサイトをご覧ください。

《ご注意ください》
* 晴天時、芝生にお座り頂く場合は敷物代わりの小さなビニールをお配りします。
*少雨時も野外で開催します。会場では傘をご利用頂けません。寒さよけの上着、レインコート、タオル等を各自ご用意ください。日中暖かくても夜は冷え込む場合がありますので特にご注意ください!
* チケットは当日会場にてご精算いただく形です。
* 駐車場はご利用いただけません。
* 展示室内への飲食物の持込みは禁止です。

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原美術館
「杉本博司 ハダカから被服へ」
3月31日[土]―7月1日[日]

原美術館とハラ ミュージアム アークはTwitterで情報発信中。
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http://twitter.com/HaraMuseumARC (@HaraMuseumARC)

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http://www.tokyoartbeat.com/apps/mupon

原美術館ウェブサイト
http://www.haramuseum.or.jp
http://mobile.haramuseum.or.jp

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