日本政府の行政刷新会議が行なっている事業仕分けにおいて、芸術関連事業もその対象となっている。11月25日、外務省からの国際交流基金の運営費の要求額121億円に対しては、文化庁などとの重複事業があること、また天下り役員が多額の報酬を受けていること、さらに客観的な評価の不足を指摘。文View More >
マガジン
マニット・スリワニチプーン:マスターズ
11月19日(木)〜12月12日(土) チョーク・ホース(シドニー) 消費社会を批判した『ピンクマン』シリーズで知られるタイの作家のオーストラリア初個展。タイの寺院にある、気味悪いほど本人にそっくりな高僧の像。信者からの募金を募るためのものだ。作家はこれをタイ仏教の腐敗とし、批判View More >
今週はじまる/終了する展覧会 (11.30-12.6)
今週開始の展覧会 12月4日(金)スタート さとうりさ『こはち—闇のうまれは、陽なたに眠るー』 12月4日(金)~25日(金) FOIL Gallery(神田)[MAP] http://www.foiltokyo.com/gallery/galleryindex.html 松井冬View More >
チョン・ジュンホ 『BLESS YOU』
11月20日(金)〜12月25日(金) SCAI THE BATHHOUSE(谷中) 「ウェルカム」2009年 デジタルアニメーション 実在の紙幣の中に描かれた風景に人が入り込んで動き回る映像シリーズなどで国際的に知られるようになった韓国の若手人気作家の、日本初個展。ユーモアと批View More >
オードウェイ賞最終候補者にホウ・ハンルゥ
■Prize 2005年に設立されたオードウェイ賞は、15年以上の経験を積んだ40~65歳の中堅のキュレーター、アートライター、アーティストのうち、これまでに現代美術の分野で重要な貢献をし、その功績をより広く評価されるべき人物に与えられる。隔年でふたりの受賞者が選ばれ、それぞれ1View More >
SHIMURABROS.
SHIMURABROS.はユカとケンタロウの姉弟によるアートユニット。日本を拠点に国際的な活動にも意欲的という、新しいタイプの日本の現代美術作家の好例だ。黒い衣装に身を包んだふたりは、ユーモアがあり、的確で、上品でもある。彼らの作品は彫刻やインスタレーション、前衛的映像など多様なView More >
Photo: neoneo展 Part2[女子]高橋コレクション
「neoneo展 Part2[女子]」ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく 10月31日(土)~12月27日(日) 高橋コレクション日比谷 http://www.takahashi-collection.com/ 大竹夏紀、樫木知子、加藤愛、児嶋サコ、齊藤彩、櫻井りえこ、塩保朋子View More >
アーティストによる「世界を救う解決策」
■Event 紛争や環境汚染など世界の問題にアーティストの立場から取り組もうとする「第3回アーティストサミット」が開催される。アーティストの宮島達男の提唱により2005年に始まり、これまで坂本龍一や蔡国強らが参加。今回はポーランドの作家、クシシュトフ・ヴォディチコによる講演のほかView More >
東京に足りないものを問うトークシリーズ
■Event アート、デザイン、建築など多様な角度からいまの東京に足りないものを問うレクチャーシリーズ「Tokyo Art School」の後期プログラムとして、4回の連続対談が行なわれる。12月には、Japan Timesなどに寄稿するフリーランスライターでART iT公式ブロView More >
2:文化行政の「事業仕分け」について
平成22年度の国家予算配分をめぐる、行政刷新会議による「事業仕分け」が話題となっている。いわゆるスパコンなどが「廃止」から一転、息を吹き返したように、どうやらこの会議による仕分けが最終判断ということではないらしい。が、ここで示された方向性が今後、行政の向かうひとつの大きな流れとなView More >