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49:追悼・三上晴子 — 彼女はメディア・アーティストだったか(3)

※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 連載目次 『三上晴子展 皮膜世界:廃棄物処理容器』展示風景 1993年、ギャラリーNWハウス、東京 撮影:黒川未来夫 画像提供(以降すべて):株式会社レントゲンヴェルケ 協力:木村重樹 (承前)廃材を使View More >

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46:象徴としてのわいせつ — ろくでなし子と赤瀬川原平

※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 連載目次 「まんボート」とろくでなし子 画像提供:新宿眼科画廊 美術家のろくでなし子が再逮捕された。今年7月のときと同様、みずからの女性器をモチーフとする作品が、警視庁保安課より「わいせつ」に当たると疑View More >

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45:再説・「爆心地」の芸術(20)<やさしい美術>と鳥栖喬(後編)

連載目次 「ハンセン病療養所大島。鳥栖喬の写真。高松と船と重ね岩。」(高橋伸行のTwitterより(以降すべて)。2014年11月15日の投稿) 鳥栖喬(とす・たかし)の写真に特徴があるとしたら、それはなんだろうか。ひとつは、多くの場面が遠景だということだ。では、なぜ鳥栖は「遠くView More >

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44:「みらい」のすがた — 『グランギニョル未来』後記

※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 舞台公演「グランギニョル未来」より 写真提供:「グランギニョル未来 2014」実行委員会 ©Takashi Homma(以降すべて) 今回の文章は評ではない。私自身が筆を執った初めての戯曲「グランギニョView More >

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43:再説・「爆心地」の芸術(19)<やさしい美術>と鳥栖喬(中編)

連載目次 「ハンセン病療養所大島。鳥栖喬の写真。フィルム00番。」(高橋伸行のTwitterより(以降すべて)。2014年8月2日の投稿) 鳥栖喬(とすたかし)という写真家(と言ってよいのか)が<存在する>そのありようは、とても奇妙で前例がない。その例のなさは、この人物が残した作View More >

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42:再説・「爆心地」の芸術(18)<やさしい美術>と鳥栖喬(前編)

連載目次 やさしい美術プロジェクト「カフェ・シヨル」 撮影:高橋公人 画像提供(以降すべて):瀬戸内国際芸術祭実行委員会 「徹底的に批判・疑問を投げかけてほしい」という、本人からのたっての希望を受け、先日、代官山のクラブヒルサイドで北川フラムと対談した(*1)。みずからこう求めるView More >

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41:再説・「爆心地」の芸術(17)竹内公太と福島(後編) — 絵画とツイッターの相関・往復

連載目次 竹内公太「エゴ・サーチ」連作 いずれも2013年、h.162.0 x w.130.3 cm、キャンバスに油彩 個展『影を食う光』展示風景 2013年、森美術館(いわき市) 写真提供:三凾座 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が、かくも日常的なツールとして浸View More >

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40:デモの皮を被った愛の行進 — エリイ(Chim↑Pom)の「LOVE IS OVER」

※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 連載目次 『LOVE IS OVER案内状』2014年 ハガキ、切手、馬の血液、捺印 デザイン:吉岡秀典 撮影:森田兼次 チンポムの紅一点エリイが結婚披露宴を催すという知らせが年賀状で届き、新春の余韻さView More >

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